遺族年金-遺族基礎年金と遺族厚生年金の差 | 排他的論理和~或るパラノイアの戯言

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人気ブログランキングのジャンルを、マーケカテから政治カテへ変更しようか考え中。
政治カテは確かに競争率が凄まじいが、其の辺は余り気にはならないんだよ那。
競争率が凄まじい=其れだけ皆の関心を惹くジャンルって事だからよ。

最近、ビジネス系のエントリーを超す勢いで、年金やら保険やら法律絡みのエントリーが増えてきており、然し其れも或る意味ではビジネスの領域に属するんだよ那、とか思ったり。

其れで居て、底辺阿呆馬鹿街道まっしぐらで突き進みたい欲求は棄て去れず、相も変わらず底辺阿呆馬鹿ブログを展開しつつ、くらタン?あぁ、インテリぶったキザな似非痕詐屡モドキは如何でもA、っつーか秋田。

人気ブログランキングのカテゴリーに、底辺阿呆馬鹿ブログなんてものが存在する筈も無く、結局何だかんだでマーケカテに居座り続ける、と。

扨、無駄に長ったらしい無意味で無価値でムラだらけの前置きが終わった所で、以前から予告していた「遺族年金」に関して綴ろうかと。
そしてエントリータイトルを御覧戴ければ御判りのとおり、何故に「基礎」「厚生」の二文字を其々付加しているのか。

実は、此処数日に亘り綴ってきた相続と、決して切り離して考える事が出来ねぇ重要な部分でも在るからだ。

遺族基礎年金、遺族厚生年金。
たった二文字異なるだけで、受給要件や受給対象者、そして受給される年金額が、まるで異なって来る。

此の底辺阿呆馬鹿ブログを御読み戴いている、賢明な読者諸氏は既に御気付きの事と思われるが、当然乍ら遺族基礎年金よりも、遺族厚生年金が優遇されている。
だからこそ、俺は平生より、勤務先の事業所が社会保険強制適用事業所で在るにも関わらず、社会保険未加入の侭で居る事に対して警鐘を鳴らしている。

出来れば、事業所に在籍している期間中に、年金事務所に相談すべし。
退職後で在るならば、2年間は遡って請求可能故、遡及加入すべし、と。

労使共に不健全な状態を作り出している事の、其の不均衡さを是正すべきと考えるから。
っつーか、法律上も斯様な手続を踏むべきだからだ。

では、遺族年金とは一体、如何なるものか。
遺族年金とは、国民年金被保険者が死亡した場合、遺された妻子に支給される年金制度の事。

妻?
妻に先立たれた夫には支給されねぇの怪?
結論から言うと、基礎年金では貰えない。

厚生年金の場合は受給出来なくも無ぇが、チト面倒臭ぇ条件が有る。

男尊女卑どころか、女尊男卑だよ那。
女が手厚く保護されて、男が冷遇される社会福祉制度……。
まぁ、昔々に発足した制度故、現在の様に生活様式が多様化した時代には、そぐわぬ部分も多々有るやも試練が、昔っから男仕事・女仕事って謂われて居てだ那……俺が旧い考えなのかも試練が。

んで遺族年金には、遺族基礎年金(国民年金)・遺族厚生年金(厚生年金)・寡婦年金(国民年金)・遺族共済年金が存在する。
補足だが、寡婦年金制度は存在するにも関わらず、寡「夫」年金制度は存在しねぇんだ那。

そして当該エントリーでは、「遺族基礎年金」と「遺族厚生年金」に絞り込んで説明。

先ずは遺族基礎年金から。
受給要件としては、被保険者又は老齢基礎年金の資格期間を満了した者が死亡した時点。但し、死亡した者について、保険料納付済期間(保険料免除期間を含む)が加入期間の3分の2以上在る事。

要するに、老齢基礎年金受給対象者(免除期間を含めて国年保険料を25年以上納付した、原則65歳以上の被保険者)が死亡した場合は、然程難しくは無ぇ。
然し、老齢基礎年金の受給資格を充足しない場合。
例えば、65歳未満で急逝した場合は、国保加入期間(25年間)の3分の2以上在る事が必要。
25年……300ヶ月×3分の2=200ヶ月。
凡そ17年弱、国民年金の保険料を掛けている実績が必要となる訳だ。

そして受給対象者は、死亡した被保険者に依って生計を維持していた、(1)子の有る妻、(2)子。
此処で謂う「子」に該当するのは、18歳到達年度の末日(3月31日)を経過して居ない子、或いは20歳未満で障害等級1級又は2級の障害者が該当する。

此処迄読めば、在る事に気付くだろう。
……そう、遺族基礎年金の場合、妻に先立たれた夫は受給出来ないのは勿論の事、子供が居ない妻、或いは子供が独立した妻の場合も、1円たりとも貰えねぇって訳だ。
救われねぇ制度だこと。

そして受給額は年度に依り変動するが、平成24年度の額を掲載。
本家本元の日本年金機構サイトには、具体的な金額が記載されて居る。

基礎年金額786,500円+子の加算額が、給付される遺族年金額。
子の加算分は、第1子・第2子、各々、226,300円が加算される。
第3子以降は、各々、75,400円が加算される。
…………と、文字で綴っても判り辛ぇか。

他、某社労士のサイトに表が掲載されていたんだが、もう少し判り易く、描画し直して差し上げたぜぇqqqq
あー俺ってば本当に、親切さん♪
遺族基礎年金受給額


因みに、繰り返し述べるが上記に引用した受給額は、あくまでも平成24年度の額。
従って今後更改される可能性が在る事に、留意されたし。

扨、次は「遺族厚生(共済)年金」な。
受給要件としては、遺族基礎年金とは異なり、下記の3パターン、何れかに該当すれば受給要件を充足する。

  • 被保険者が死亡した時、又は被保険者期間中の傷病が元で初診の日から5年以内に死亡した時。但し、遺族基礎年金と同様、死亡した者について、保険料納付済期間(保険料免除期間を含む)が国民年金加入期間の3分の2以上在る事。
  • 老齢厚生年金の資格期間を満たした者が死亡した時。
  • 1級・2級の障害厚生年金を受けられる者が死亡した時。

1項目・2項目に関しては、障害基礎年金と大体共通しているが、「被保険者期間中の傷病が元で初診の日から5年以内に死亡した時」ってのが基礎年金よりも優遇されている点。
そして、3項目が非常に重要で在ると思われる。
障害年金に関しては、未だ具体的に綴った事は無ぇが、身内に1級或いは2級に相当する障害厚生年金受給者が居るとする。
そして其の受給者が他界した。
此の場合、受給対象者は遺族厚生年金が受給可能となる。
此れは遺族基礎年金には無ぇ制度だろ。
徹底的に優遇され過ぎだろ厚生年金。

そして受給対象者も、遺族基礎年金とは比較に成らん程、幅広い。
具体的には、下記のとおり。

  • 遺族基礎年金の支給の対象となる遺族……(1)子のある妻、(2)子
  • 子の無い妻
  • 55歳以上の夫、父母、祖父母(60歳から受給)
  • 孫(18歳の誕生日の属する年度の年度末を経過して居ない者、20歳未満で1・2級の障害者)

1項目で既に、遺族基礎年金の受給対象者が全て包含されている。其れに留まらず、遺族基礎年金では1円たりとも支給されなかった、子の無い妻の場合でも、受給対象者となる(但し、30歳未満の子の無い妻は5年間の有期給付となる)。
更に、55歳以上且つ支給開始は60歳からという制限こそ課されているものの、夫・父母・祖父母にも、受給資格が与えられている。
更に更に、孫にまで受給資格が与えられて居るから、厚生年金最強で最狂で最凶だろ。

…………代襲はしねぇのかって?
遺族年金は相続とは異なるものと考えられて居る、法律上、遺族年金は死亡者の財産には該当せぬと見做して居る為、例えば、被相続人の相続放棄をした場合でも、遺族年金の受給資格は存在する。
序でに謂うと、生命保険金は法律上、被相続人の財産と見做されるが、例えば、契約時に受取人を被相続人の妻として契約したとする。
生命保険金は被相続人の財産に相当する為、本来で在れば、相続放棄した者は受け取る権利が無ぇと思われるが、仮に妻が相続放棄したとしても、生命保険金は受け取れる。

生命保険金は相続放棄した場合でも受け取れる。
此れが、生命保険の醍醐味、魅力とも言える罠qqqq
生命保険金の受取人が相続人になっていれば、保険金の請求権が相続人に存在すると見做され、そして其れは同時に、相続人の固有財産と見做される。
其の時点で、相続放棄云々は無関係となるって事。

人間、誰しも貰えるものは1円でも多く貰いてぇし、払わずに済むものなら、1円たりとも払いたかぁ無ぇ罠。
っつーか、其れが至極当然の真っ当な普遍的な人間の極自然な発露だよ。

此の辺、非常にややこしく、実は俺も其れ程詳しくは無ぇが故に、調べながら打鍵している訳だが、資産や財産、年金に絡む物は、各人が各人の保険加入状況に関して、生きている間に徹底的に洗い出して置く事を御勧めするぜぇ。
遺された親族が、5桁か其処等の銭コで、骨肉の争いを展開する事態に迄発展する事を、望む者は居ねぇだろ。
マジで、此処、重要♪

……話、逸れた那。
遺族厚生年金の受給年金額だが、此れは一寸ばかし、計算式が面倒臭ぇ。

大体、「報酬比例の年金額×4分の3+加算分」になるんだが、然らば、「報酬比例」の計算式は?ってならぁ那。
コイツが又、ややこしい部分でよ。

本家本元のハイパーリンク張っておくのが、一番手っ取り早ぇ那。
遺族厚生年金(受給要件・支給開始時期・計算方法)

っつー訳で、長々と綴ったが国年と厚年とでは其の待遇には圧倒的な歴然とした天と地程の差が、厳然たる事実として鎮座してやがる。
従って、社会保険の強制適用事業所に勤務且つ適用除外で無ぇにも関わらず、従業員に社保を掛けやがらねぇ狗畜生にも劣るケチンボ卑しんぼ貰い人ホイド腐れ通り越した屍食鬼悪徳悪辣事業主に対しては、粛々と法的処理を施して差し上げましょうqqqq

以上だ。




さ~~て、この底辺馬鹿ブログが明日も生存しているか否か、楽しみだなぁ楽しみだなぁ楽しみだなぁ♪んっふ♪
ま、圧力掛けて此の底辺阿呆馬鹿ブログをあぼーんしたけりゃ、どうぞ御好きに♥
FC2やらアレやらコレやらソレやらに、ミラーは散々拵えてるからね~~hogehoge


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終わる。


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