昨日は小栗旬君の主演舞台『時計じかけのオレンジ』を
赤坂ACTシアターに見に行って来ました
小栗君の舞台を見たのは初めてだったのですが
映画にも興味があったので行くことにしました
それで感想を一言で言えば
ナントカ賞とかをきっと取るんだろうなって印象でした
暴力シーンや残虐な描写が全編に渡って満載なのに
不快感やアングラ感が強くなり過ぎず
エンターテイメントとして楽しめるのは
キャストさん達の演技力の高さと
計算されれた巧みな脚本＆演出の為
なんだろうなと思いました
いつもの若手イケメンわらわら系じゃないから
一回で十分だと思ってましたが
良く分かんないところもあったし
もう2～3回見ても良かったかも
(チケ代が高いので一度で良いけどね←質より量)
って言うかセットもシンプルだし衣装だって
そんなお金かかって無いのに
チケ代高すぎません？！
歌や演技がスゴイ方々は
やっぱギャラ高いんだな～って思いました|ω･`)
内容ですが若さゆえのストレスや
有り余るエネルギーを全て『負のパワー=暴力』に
変換している若者アレックスの紆余曲折を描いた物語でした
好きずきですがスピード感があって
セットや衣装が奇抜でお洒落で
何よりもキャストさんが実力派揃いなので
内容の割に不快感が最小限で良かったです
どんな誉め方だ？って感じですが
こういう悪趣味と心地良さの境目が好きな
皆様には持ってこいの作品じゃないかと言う事です
悪趣味にも幅がありますがACTシアターを１ヶ月埋められる
軽やかさや爽やかさも含んだメジャー感のある
悪趣味である事がポイントだと思いました
それはともかくあらすじ感想行きますφ(｡_｡*)ｶｷｶｷ
役名は主役のアレックス(小栗旬君)以外忘れちゃったので
他の人は居なかった事にします
ストーリーちょいちょい間違ってるかも知れませんが
(自分でもちょっと変な気がする)大体って事で
ついでにちょいちょい感想入りますが受け流して下さい
☆*ﾟ ゜ﾟ*☆*ﾟ ゜ﾟ*☆*ﾟ ゜ﾟ*☆*ﾟ ゜ﾟ*☆*ﾟ ゜ﾟ*☆
★あらすじ★
不良少年アレックス(小栗旬君)は
若さゆえの狂気に身を任せ
仲間達と衝動的な暴力やsexに
明け暮れる日々を過ごしている
そんなある日金持ちの老婦人宅に
強盗に押し入りうっかり殺害してしまう
14年の刑を言い渡され服役する事になったが
減刑をもくろみ神父に実験段階の
更正治療(ルドビコ療法)を受けたいと申し出る
安全性が確立していないと神父は了解しなかったが
視察に訪れた内務大臣が犯罪者の更正と収監率の低下を
国民にアピールする為に彼に治療を施す様に命じる
まずは薬が投与され
目を開けっ放しにさせられ椅子に縛りつけられ
残虐な映像を強制的に延々と見せられる
リンチや拷問や人体実験やレイプなど
かつて彼が好み興奮を感じた行為の数々だったが
彼は吐気をもよおし苦しみ出す
薬には暴力やsexに拒絶反応を起こし肉体的苦痛を与え
その苦痛から逃れたい一心で意志とは関係なく
自分を卑下する行動を取る効果があったのだ
治療が成功したとして彼は釈放される
しかし家にはもはや居場所は無く
かつての仲間やホームレス達に次々暴行を受ける
血だらけで雨の中放り出されて倒れて居ると
足を引きずった老紳士に助けられる
老紳士に感謝の言葉を述べるアレックス
そして自分は人体実験の被害者だと告げると
老紳士は自分も現政府に出版を禁じられた作家で
政府の非人道性を証明する為に
力を貸して欲しいと言われる
しかし話しをするうちにかつて強盗に押し入り
レイプした女性がこの老紳士の妻で
老紳士の不自由な足もその際に受けた
暴行によるものだと言う事が明白になり
｢妻を殺したお前を絶対に許しはしない！」
と激怒する老紳士
親も友達も未来も自由な意志も全て失い
追い詰められて投身自殺を図るアレックス
～個人的にここで終わりがよかった
そしてここから先の意味が分からない～
しかし一命を取り留めて病院のベッドの上で目を覚ます
医師は彼に簡単な心理テストを行う
次々に残虐な行為を提示し
即答で印象を応えさせるのだ
するとかつての様にそれぞれに
悪魔的な恍惚と快感を示すアレックス
完全に治療前の状態に戻ったのだ
そこへ内務大臣がやって来る
非人道治療により少年を自殺に追いやったとして
世間から糾弾され苦しい立場に立たされて居たのだ
大臣は彼の生活の保障を約束しその見返りとして
自分を擁護する発言をする様に契約を交わす
～ここからますます意味不明!!～
時は過ぎてアレックスはすっかり更生し
恋人にプロポーズをしている
その表情にはかつての残虐さの面影は無かった
(ついでに犯した罪に対する反省も何も無い)
☆*ﾟ ゜ﾟ*☆*ﾟ ゜ﾟ*☆*ﾟ ゜ﾟ*☆*ﾟ ゜ﾟ*☆*ﾟ ゜ﾟ*☆
★作品の感想★
若者が目を覆う様な狂気に満ちた
暴力行動を繰り返すと言うのは
初期設定だから目をつぶるとしても
自殺して死んで終わりで良いんじゃないのヽ(#ﾟДﾟ)ﾉ!!
って言うのがワタシの感想です
犯した罪を償うにはもっともっと
苦しんで死ぬべきだと思うけど
まあ投身自殺でもギリギリ許すとして
そのあと何故助かる？？？
悪しき者がはびこる世の中なんですよ所詮
って事が言いたい訳？
そうかもしれないけどさ～
そんな事をわざわざ言わなくても良いじゃん
ワタシは因果応報とか勧善懲悪とか
やっぱりそう言うのがどうしても好きで
あんなヒドイ事しといて
生きてるとかホント許せない
(((;｀Д´)≡⊃)｀Д)､;'.･ｸﾞﾊｯ
っつーか何より腹立たしいのが
最後に何食わぬ顔で爽やかに
プロポーズなんかしちゃってた事!!
え？なに？？((((( ；ﾟДﾟ)))))
若気の至りって事で免責されたんっすか？
「レイプしたらショックで死んじゃいました(ｱﾊｯ
殴ったら死んじゃいました(ﾃﾍｯ♪
全て若さゆえの浅はかさでーす
ゆ る し て ね(￣∀￣)ﾝﾌ」
で済まされんのか？？！
このオチ本当にマジで無理なんですけど!!!
全然面白くない！全く笑えない！
理解できないし納得出来ない
キリスト教的には悔い改めれば救われるのかもしれませんが
死んで詫びろよマジで!!
って事で内容に関しては
全く快諾出来なかったです
もしかしたら何かワタシの解釈が
違ってるのかも知れませんけど
死ぬか聖職者になって罪を償う以外に
どんな着地点も了解出来ないなと思いました
→キャストさん個別感想へ続く→ｺﾁﾗ
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【<小栗旬君>関連の舞台感想のまとめ】
■舞台『時計じかけのオレンジ』あらすじ＆個別感想(① ・② )
■舞台『髑髏城の七人』感想まとめ
2)あらすじ(こちら )
3)全体的な感想と森山未来さんの感想(こちら )
4)ゲキシネ感想(こちら
)
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★キャスト★
小栗旬
橋本さとし
武田真治
高良健吾
山内圭哉
ムロツヨシ
矢崎広
桜木健一
石川禅
キムラ緑子
吉田鋼太郎
ほか
