こんにちは (*´∇`*)
わたしは学生時代からずっと腸過敏性症候群とパニック障害に苦しんできました。
辛い毎日でしたが、そんな中でも好きなものと過ごす時間は症状を忘れることができ、『好きなもの』に力をもらって行 動できる時もありました。
そして今、自分自身変わったとはっきり言えるようになりました。
大げさかもしれませんが、その時の喜び、現在へと繋がる行動力をくれた『好きなもの』への恩返しになればと思い、このブログを書くことに しました。
そして以前のわたしと同じように何かの苦しさを抱えている方が、読んでいる間だけでも楽しい時間を過ごせたら…とても嬉しく思います ^^
メインは韓国映画。本と地元についても書いています。
ちなみに アジェニスト アジェ(韓国語でおじさん)+ist の造語です。オジサン俳優好 き。(*´∇`*)
(韓国では30過ぎたらオジサンなので範囲広めヽ(^ω^)ノ)
◆映画の感想のアジェ(オジサン)萌え度について◆
かっこよかったり、かわいかったり、ダメダメだったり。登場するアジェがどれくらい萌えるかどうか。
★ きらりと光る萌えどころあり
★★ 要所要所で萌えあり
★★★ 主役なら釘づけ、それ以外なら主役そっちのけで萌えられる。
■STORY■
1930年代の満州。金がすべての賞金稼ぎパク・ドウォン(Good)、腕は確かだがプライドが高いギャングのボスパク・チャンイ(Bad)、マヌケなコソ泥ユン・テグ(Weird)の3人が日本軍が残した宝を巡って争う。
韓国の3大スター共演、派手なアクション、個性的なキャラクターたち。
とにかくゴージャスな映画!
ただそのスケールに対して129分では足りなさすぎた……。勿体ない(涙)
アジェ度★★★★★~
キム・ジウン監督、こんなステキな映画を作ってくださってありがとうございます!!!!
できればカットしたシーンを全て入れたスペシャルコレクターズボックス出してくださいwww
韓国公開10年記念として2018年あたりにどうでしょうか。
1930年代の満州を舞台にお宝を巡って争うウエスタンムービー。
アクションを楽しむもよし、俳優陣を楽しむのもよし、ツッコミいれまくるもよし!(入れどころいっぱいあるよ!)
なんですが。
オッサンを二人のイケメンが追いかけてる映画にしか見えないですww
(正しくは、地図を持ってるオッサンを、一人は地図と賞金目当てに、一人は地図と何やら訳ありで追いかけてる)
なぜってこの2人、オッサンことユン・テグがどこにいても居場所を嗅ぎつけるんですよ。
Bad ことパク・チャンイはギャングのボスなので、部下に探させたり、裏社会ともパイプがあるだろうから探せなくもないかなーと思うのですが、
Good こと賞金稼ぎのパク・ドウォンは単身自営業なのに、
テグにGPSでもつけたのかと聞きたくなるくらい、正確に場所を察知して、しかも絶妙のタイミングで現れるんですよ!!
(賞金稼ぎだからコネとかあると思いますけどねw)
物語途中で、ドウォンはテグを捕まえてしばらく一緒にいるので、そこで地図の話をして場所がわかっていたとしても、来る日時までわかるのか……?
なので、「なんでそんなにピンポイントでわかるの?」と思うわけです。
ホントになんで??
ドウォンさん。
テグがそこに来るまでずーっと待ってたんですか……。
あの広い、どこでも通り放題の大陸。どこから来るのかわからないのに……。
なんであんなに上手く見つけられるのか。
不思議ですねー。
そしてなんといってもこの映画の一番の見所は。
ソン・ガンホさんの魅力が大爆発!!(キッパリ)
コミカルな部分は言うまでもなく、
ヘラヘラしててしょーもないコソ泥が違う顔を見せた時。
スイッチが入ったかのように変化する空気感がたまりません。
とても同じ人とは思えない……。
見終ってみると、全員ユン・テグの掌の上で遊ばれていたんじゃないかと思うくらい、みんな翻弄されてますw
劇場上映でもお客さんトリコにしてましたからねw
(テグさんが登場するたびにお客さんが爆笑ww)
まさにThe Weird(変なヤツ)。
テグも、そしてソン・ガンホさんも一度見たら虜になる、不思議な魅力の持ち主です!
以上!
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★ ここが好き ★
この映画に関してはツッコミどころですら大好きだったり……。
◆銃撃戦の最中でも爆睡できるテグのばあちゃん。
この祖母にしてこの孫ありです。かわいい♡
◆命がけの奪い合いなのに、テグとのやりとりがコントになってしまう馬賊団ビョンチュン。
襲いにきたのに名乗るビョンチュンwww
おかげで仲間は大惨事。
◆派手なアクションシーンの数々。
闇市でのドウォンのアクションシーンが一番好き。体張ってます!
◆ギャング団のナンバー2 サンカルがステキです。
腕も立ち、なんといってもあの危険なパク・チャンイをお世話をしてのけるサンカル。
ギャング団の要。秘書、もしくはお母さん……?
◆パク・チャンイのサービスショット。
細マッチョでしたwww
絶対サービスショットだと思うんですよねー。
他の2人のサービスショットも作ってくれてよかったのに……。
……パク・チャンイについて書いたことがこれだけ(汗)
★ ここにツッコミ ★ (ネタバレあり)
◆チャンイの部下、コムの最後があっけない。
インパクトあるのにさらっと退場は悲しかった…。
◆カットされたシーンが多く、この人は何でこれをしているの?と疑問に思う部分があること。
特にパク・ドウォンがなぜ賞金稼ぎをしているのか。
ちなみに、便宜上Good となっているだけでドウォンは正義の味方ではないです。
◆金になることは逃さないパク・ドウォン。
テグの賞金が安いとはいえ、口から出まかせかもしれないのに、どうして宝の話を信じたのか?
この程度の賞金ならすぐ稼げるので、ひょっとして大金に繋がれば…と敢えてのってみた。
実は未公開シーンになっているのですが、実はドウォンは地図を探すよう依頼を受けているのです。
しかし説明がないことで、
「テグごときどうにでもできる」上から目線のオレ様パク・ドウォンぷりがさらに強調されて逆によかったと思いますw
■ ネタバレを含む真面目な感想 ■
一番であることにこだわり続けたチャンイ。
チャンイがなぜ『指狩り魔』としてのテグに挑んだのかわかりませんが、ナイフを見、テグを見上げた時の表情が一瞬固まっていたので、指狩り魔だということはその時初めて知ったのかもしれません。
冷酷で何を考えているかわからないチャンイですが、少なくとも部下のサンカルとコムは寄せ集め感がないのでカリスマ性はあると思います。
そして彼なりに考えて行動する人なので、あれこれ仕事を受けてはいるのですが、ギャング団やってるのもテグを探す一つの道具だったりして…と深読みしすぎでしょうか。
そしてラストで3人が戦いチャンイは死にます。
チャンイにとってはハッピーエンドだったかなと思います。
チャンイはあの日から5年間ずっとテグのことが悪夢のようにまとわりついていて、どこまでが夢でどこから現実なのか?
そんな気分じゃなかっただろうかと思います。
あれほど「自分が一番」であることにこだわるのもテグとの一件があるからこそ。
チャンイ自身もかなり酷いヤツですが、そうなったのもテグのせいだと思うので、そう思うとなんだか可哀そうだし、呪縛から解き放たれて良かったねと思うのです。
そしてパク・ドウォン。
ある意味、チャンイよりメンドクサイ人です。
この人もチャンイと同じくプライドが高く、自分が一番だと思っているタイプ。
チャンイみたいに口には出さないですけど。
……だだ漏れですけどね。
そしてそれゆえに、エンディング後のドウォンの役割を『第二のパク・チャンイ』と位置付けていますw
今まで、たいして金にもならない小悪党だと思って、地図と宝を手に入れて、場合によっては賞金をいただこうと思ってこき使ってたユン・テグがまさかの『指狩り魔』。
しかも、自分が指狩り魔を探していることを話したにも関わらず、自分は気づかず、テグは自分を殺さなかったですから。
プライド傷ついたと思うのですよー。
テグの賞金が7倍になったのを見届けて踵を返すシーン。
でも賞金額なんてどうでもいいって思っている気がします。
テグを仕留めるまで地の果てまでも追いかけることになるだろうパク・ドウォン。
彼にとってはバッド・エンドかも。
最後にユン・テグ。
『指狩り魔』をやめたのはなんででしょうね。
殺伐とした生活が嫌になったのでしょうか。
宝が手に入ったら、土地を買って家を建てて牧場したいって言っていたし、
祖母にフランスやアメリカに行くか?なんて話もしていたので、いつまでもこんな時代が続かないこと、新しい世界に目を向けているのでは、思いました。
そして、
「お前が最高ってことにして誇らしく生きろ」とチャンイに言ったセリフ。
チャンイにとっては長く辛い5年だったのに、テグにとってはこの程度。
見ているところが違いすぎます。
プライドにこだわらず、常に自分がどうしたいかを見据えているからこそ、どんなピンチも切り抜け、しぶとく生きていけるユン・テグ。
過去がどうであれ、こう生きると強い意志を持った男の勝利。
柄にもなく真面目に書いてしまったw
これも公開記念日(2009年8月29日公開)記念ってことで!
今日もお読みくださってありがとうございました(*´∇`*)
応援ありがとうございます!