こんにちは (*´∇`*)
わたしは、ステキだな、と思うものを伝えたいと思ってブログを書いています。
なぜかというと、学生時代から今まで腸過敏性症候群とパニック障害を持ちながら苦しい時間を過ごしてきました。
そんな中でも、自分が好きになったことと一緒の間は、症状のことを忘れて楽しい気持ちでいられましたし、時々『好きになったもの』に力をもらって行動できることもありました。
以前に比べたらずいぶんできることが増えました。ステキな人たちと出会うことができました。
大げさかもしれませんが、そのきっかけをくれたもの、また日々楽しませてくれるものに、恩返ししたいと思ったからです。
そして、わたしと同じように何かで苦しさを抱えている方が、楽しい時間を過ごしてもらえる手助けになったら嬉しく思います。
よろしくお願いします!
メインは韓国映画。本と地元のことも書いています。
ちなみに アジェニスト アジェ(韓国語でおじさん)+ist の造語です。オジサン俳優好き。(*´∇`*)
(韓国では30過ぎたらオジサンなので範囲広めヽ(^ω^)ノ)
義兄弟 後編です。(前編はこちら→①)
ジウォンはハンギュの探偵社の従業員になり、敵同士でありながら上司と部下として生活し始めます。
しかもハンギュがジウォン専用の住居を用意するだけのお金がなかったので同居です。
命を狙われたらどうしようと思いながら、お金はないし、スパイ団を捕まえれば多額の懸賞金が入るからジウォンを逃がしたくないし、予想以上に仕事ができるジウォンに面子丸つぶれで面白くないし……。
と空回りでまったくいいのころのないハンギュと、北のスパイとして報告を送りつつ、淡々しながらきっちりと仕事をこなすジウォン。
空回りしっぱなしなのに、社長として年上としていいところを見せようと奮闘するハンギュの姿は滑稽です。
(しかしアジェニストからしたらそんな様子はカワイイ♡でしかないwwwダメすぎるwwww ヽ(^ω^)ノ 映画台なし)
そして敵味方でありながら、似たような立場でもある二人の視点が全然違います。
極端にいうとハンギュは依頼された捜索人=金になるもの。また、依頼人が何かしらの被害を被っているので悪い。と考え、ジウォンは自分たちは警察ではないし、何らかの事情があり依頼人から逃げ出したのではないか?と
考えて、またハンギュに捜索人に手錠をかけ連れ帰るのではなく、人対人、として相手を尊重した対応をして欲しいと頼みます。
日本という離れた場所にいる、限られた情報の中にいるわたしから見て、韓国は『北朝鮮のスパイ=悪』の図式なんだろうなーと思うし、ハンギュが劇中、ジウォンに捜索人への態度が非人道的だと言われると「オレは韓国の家庭を守ってきたんだ」と言い返すのを見ると、ハンギュの前職を考えて『家庭』を『国』に置き換えれば、国を乱すヤツには人道的配慮なんかいらない。北朝鮮のスパイ=悪だと考える人がいるんだろうなーと思うのです。
だから家族想いで愛情深く、それでいてどこにでもいるフツーの青年ジウォンと狂信的な『影』の二人を登場させて、やむを得ずそう(スパイを)しているだけであって、憎んだり、違う人間だと決めてしまうのはどうだろうか?と。
もっと言えば『影』だって自由に考え、話せるようなところで生まれていれば、暗殺者になることはなかっただろうにと思うけれど、そうならなかったジウォンの存在を考えると、影もまた被害者だとか言うのは単純すぎる気がするなー。
そして少しずつ距離を縮めていく二人。
ハンギュは自分のすべてだった仕事を、ジウォンは家族との平穏な暮らし。国家に翻弄されて互いの大切なものを奪ってしまった二人が、 今度はお互いの幸せを築こうとしていきます。
文章にしてみたら一行にも満たないけれど、そこに至るまでの葛藤と踏み出す勇気思うと、互いに対する信頼、愛の大きさを感じます。
偏見に惑わされず、相手を想い理解しようとする姿勢を持てば違う姿が見えてくる。
映画では国家の対立が根本にありますが、普段の生活でもいえることですよね。
過去を振り返ると、本当にそればかりで恥ずかしいです。
と真面目に書いてきましたが、
後半、男前っぷりをいかんなく発揮するアニキが見所と言わずに
「小悪魔か!( ´艸`) 」
と突っ込まずにはいられない川岸でのシーンを一押しして終わりたいと思いますww
(わたしがジウォンだったら話が成立しなくなるwww嬉しすぎてwwww)
今日もお読みくださってありがとうございました(*´∇`*)