子どもが勉強を楽しく思うか思わないかは、
「勉強ができるかできないかにかかっている」
と言っても良いかもしれません。
つまり、勉強が他の子よりできる子は、勉強を好きになるものです。
そこから考えると、何が一番大切かが見えてきます。
大切なのは、
「すべりだし」
です。
最初、みんなより一歩進んだすべりだしをさせてあげれば、その子は、勉強が得意だと思いこみ、好きになるものです。
ですから、親御さんが最も注意しなければならないことは、
「すでに勉強が不得意になってから、塾へ通わせるのではなく、スタートの時点で、ある程度先へ進ませておいてあげる」
ということです。
英語などはその最たるものではないでしょうか。
「勉強ができないから塾に通わせる」
というのでは遅く、子どものモチベーションも低い位置からのスタートとなります。
「勉強ができるかどうかまだわからない」
という時期からきちんとした勉強を始めましょう。
それから・・・・
なぜ勉強ができると好きになるかについては、勉強ができる子にとっては、
「授業自体が自分の活躍の場になる」
からです。
例えば、運動神経の良い子にとっては、体育の時間が楽しみでしょう。
水泳の得意な子は、水泳の時間が好きなはずです。
それは、そこに、彼らが「活躍できる場」があるからです。
子どもに限らず、
「活躍できる場」
を持つことは、人間にとって大きな意味を持ちます。
勉強ができなくても、運動神経が良かったり、楽器が上手だったりすれば、その子は活躍の場を得て、生き生きと過ごすことができます。
しかし、何もない子はかわいそうです。
すべてに自信がなく、自分が安心できる居場所を持てなくなってしまいます。
子どもたちに、勉強の世界で活躍できる場を与えるのが我々塾講師の仕事です。
そのためには、なるべく早い時期での入塾をお勧めします。