これからはワンコの様子のブログは減って がん日記となります。
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3月17日手術です。
以下は直腸がん発見告知までの顛末記です。
その3
総合病院 怒涛の検査:2015年2月16日(月)
月曜日に休む奴は・・ろくでもない奴と言っていた私ですが・・・
地域連携医療の紹介状を持って総合病院へ 尿道結石で10年前に救急搬送でお世話になった以来だが昨年建て替えたばかりでピカピカの綺麗な近代的病院になっていた。
消化器外科を受診 嫁さんと共に先生の話を聞く
直腸に腫瘍がある。悪い物だと思う。手術で切除しないとだめ。今日できる限りの検査をする。
告知も何も当然癌ですよって感じで、大腸内視鏡検査の結果で覚悟をしていたのでやっぱりなーって
検査項目:尿、血液、心電図、肺機能、胸部超音波、胸部X線、CTスキャン、口腔外科診断歯垢除去
口腔外科の先生が何故歯の検査と歯垢除去をするのか説明をしてくれました。
手術で全身麻酔をするときに口から肺に管を入れます。虫歯や口の雑菌が多いと管に雑菌が付いて肺に入り肺炎を起こすことがあるので、その予防のためだそうです。
体調は至って良好
注腸造影検査:2015年2月20日(金)
朝6時にニフレック(腸管洗浄剤)を2リットルの水で溶かし用意する。7時1リットルを1時間のペースで2リットル全部飲みきる。大腸内視鏡検査のモビプレップより飲みやすい。
お昼までにはすべてお尻から出て、透明の水状となる。
今度はお尻からバリュウムを大腸に入れて検査をするが今度も痔は痛くない。
検査後注入されたバリウムが白い塊となって出るが半分固まっているので痔にはつらい
翌日の夕方まで白いバリウムが出た。お尻が痛い。
告知:2015年2月23日(月)
口腔外科にて残り半分の歯垢除去
その後MRI検査を行う トンネル状の筒の中に寝たまま入る 音がすごいのでヘッドホンをしてくれるが、ピーピーガーガーピロピロと携帯の着信音のような電子音が頭の中にガンガン響いてくる。
これが噂のMRI音かと変に感心しながら時間は30分ほどだったと思われる。
最初に若干閉所恐怖を感じたが頭の上のほうを見ると空いていたので安心し恐怖心がなくなった。
消化器外科 家族同伴で告知、説明を受ける
進行度
直腸の進行がんステージⅡと思われる5年生存率80%。肺、肝臓に転移はないと思われる。リンパ節転移は手術でリンパ節を切除し病理検査をしないとわからない。
リンパ節転移が認められるとステージⅢとなる。
手術方法
腹腔鏡手術を前提とするが、場合により開腹手術に移行する可能性あり。
直腸とその周辺およびリンパ節を除去 直腸は骨盤内にあり手術の難度は高い。
人工肛門(ストーマ)の可能性
肛門に近いところに腫瘍があるので肛門も切除しなければならない。腫瘍と肛門の近さによるが80%以上の確率で人工肛門となる。
セカンドオピニオン
隣町の大学病院を紹介できるが、その大学から多くの医師がこの病院に勉強に来ている。
腹腔鏡手術は今世間を騒がせているが私は腹腔鏡手術の認定医なので私の立会い管理のもとチームで手術をするので任せてほしい。
大学病院は手術までに順番待ちでかなり待たされる。
以上の説明を受け、
人工肛門(ストーマ外来)の看護師から装具(パウチ)の実物と説明を受けた。
入院期間と療養期間
入院は長くて1か月、腹腔鏡手術であれば2週間程度 自宅療養社会復帰は本人次第だが退院後1か月程度
最終的にはMRIの結果を見て手術内容を決定し説明する。
入院3月16日、手術は翌日の17日となる。
がん保険、生命保険
がん告知があったのでがん保険、生命保険会社に連絡し給付金請求書類を請求した。
幸いがん保険に加入していたので生命保険と合わせてそれなりの給付金と入院費用が出る。
体調至って良好 精神状態もあきらめ?受け入れ?能天気?で良好
嫁さんとはワンコの早朝散歩や病院の待ち時間などで前向きに受け止めようとはなす。遺族年金についても調べる。
会社で仕事のそっちのけで大腸がん直腸がんの闘病記を読み漁る。
その4に続く