時には思考を停めて | 小さな街の編集長

時には思考を停めて

宇部に越してきて10年が経ちます


最初の5年は某企業で前線で営業をしてたので、


朝早く会社に行って営業で走り回り、夜は遅くに車で帰社、そんな毎日


起業してからも、それまでの仕事で身体にしみこんだ日々の動きは変えられずに同じような日々


最近になってようやく、朝歩いて事務所まで来たりで、目に見えるものが変わってきた


1時間でも歩くということは、カロリー自体の消費は少ないけど、


インナーマッスルを強化するとか健康には良いらしい


そして、いろいろな発見を僕に与えてくれる


小さな街の新米編集長-hi

歩いてくる中でこのような碑が3つ4つある


ここから今の「フロンティア大学 」が始まったのか、


だとか「YY会」って確か「山田洋次監督 」の藤山の応援の会じゃなかった?とか考えながら歩いたり


歩く事によって、車での移動と違った時間の流れの中で様々な発見が生まれます


僕の故郷はこの街から30Km離れた場所にあります。


何かをする時に「地元愛」であるとか「宇部を好きか?」と問われる事があるけど


僕には正直に解らないとしか答えようがない。


でも僕が生まれ育った故郷を思うように、私の娘にはこの街を故郷としていつまでも好きであって欲しい


自分の娘であったり、次世代が思いを馳せることができるような街にしないといけないとは思う


そういった観念からの街づくりがあっても良いのではないだろうか


地元で生まれ育ちがんじがらめの中で、縮こまった動きしかできない方よりは思い切った活動ができると思う


何かをする時に全て計算ずくでコントロールできるが一番だと思うけど


それらに縛られて動けなかったり、時間的なロスを生んだり、縮こまった動きしかできないようだったら


とりあえず小さな思考を停めて一歩を踏み出す、それも必要なコトだと思う


その一歩が生み出すものが、考えもしなかった景色を見せてくれて


新しい突破口を与えてくれる事は多いのだから。