(その2から つづき)

昨日の午前中、病院に行ってみると病院にはおられませんでした。
自宅のアパートに行ってみると、カーテンが外された部屋で3人の人が座って話しているのが見えました。
車の中から彼女にメールしてみました。
宛先不明の通知がすぐに届きました。
そこで、自宅に行ってみました。
その3人は親族の方でした。
彼女に良く似た女性が言われました。
「わたしは妹です。姉は14日に亡くなりました。お世話になりました。携帯は昨日解約したところでした」・・・

神様は、不思議な導きで彼女の妹さんに会わせて下さいました。

彼女の持ち物などほとんどありません。
夫も子供もありませんでした。
彼女にあるのは、信仰だけでした。
病院を訪ねてくれたり、祈ってくれた信仰の兄弟姉妹の祈りに支えられて精一杯生きました。

病室での日々、そばにおられたイエス・キリストが彼女を迎えて天に連れて帰られました。
「あなたは神様の宝物。あなたは持てるものをすべてささげた」と言って喜んで迎えられたことでしょう。

彼女が私に残して下さったメールにこんな言葉がありました。

「どんな状態でもお祈りしています」

いつも良い状態であったわけではありません。
文句を言ったり、不機嫌になったり、思い込みで頑固になったこともあります。
でもイエス・キリストにとことん愛されていました。
彼女を支えるためにたくさんの人が用いられました。
そして、彼女は精一杯感謝して生きていかれました。

この方の祈りにどれほど私は支えられてきたことでしょう。

あなたも、どんな状態にあっても神様の宝物です。
とことん愛されています。

いずれイエス・キリストが迎えてくれます。
それまで、命の感謝をいつも祈りながら生きていきましょう。

神様が全力で支えてくださいます。
宝物ですから。