旧約聖書 詩篇 46篇12節
「万軍の主はわたしたちと共にいます。ヤコブの神はわたしたちの砦の塔」

悲しい出来事が毎日起こっています。
「なぜ・・・」とことばにならない思いが起こってきます。

いつの時代も同じことの繰り返しでした。
そんな時、無数の先輩たちが命を創造された神様に心を向け、吹き荒れる嵐のような状況の真っただ中で心に平安を受けてきました。

詩篇46篇の作者はその信仰を残してくれています。

「神はわたしたちの避けどころ、わたしたちの砦。苦難のとき、必ずそこにいまして助けてくださる。
 わたしたちは決して恐れない。地が姿を変え、山々が揺らいで海の中に移るとも。
 海の水が騒ぎ、沸き返り、その高ぶるさまに山々が震えるとも。
 大河とその流れは、神の都に喜びを与える。いと高き神のいます聖所に。
 神はその中にいまし、都は揺らぐことがない。
 夜明けとともに、神は助けをお与えになる。
 すべての民は騒ぎ、国々は揺らぐ。神が御声を出されると、地は溶け去る。
 万軍の主はわたしたちと共にいます。ヤコブの神はわたしたちの砦の塔。
 主の成し遂げられることを仰ぎ見よう。主はこの地を圧倒される。
 地の果てまで、戦いを断ち、弓を砕き槍を折り、盾を焼き払われる。
 『力を捨てよ、知れ、わたしは神。国々にあがめられ、この地であがめられる』
 万軍の主はわたしたちと共にいます」(1~12節)

「力を捨てよ」は、「静まれ」という意味です。

自分の力や思いを横に置き、ただ主なる神に心を向けます。

命を宝物として大切にしてくださる方がおられます。
あなたは愛されています。