数時間前に行われた東京消防庁の記者会見
学ぶべきものが沢山ありました
高濃度の放射能にさらされる危険な任務を終えたばかりなのに
非常に明確かつ丁寧に現場の状況・作戦の経過・成果・隊員の健康状態
について報告しておられました
日々命がけの任務に就かれ、自分と部下の生命の安全を確保しつつ
被災者を救出するという重圧に耐え、修羅場をくぐりぬけてきた人間の
凄さを見せつけられました
作戦の内容を把握し、臨機応変に対応し、報告と指示を明確にする
そして人間的にも信頼されなければ部下が安心して任務に就き、
力を最大限に発揮することができない…
おそらくそれができなければ、あの役職は務まらないのでしょう
なんと優秀な人たちなんだろう 驚異的でした
日常的に命のかかった厳しい判断をしてきた事が
あれだけ人間力を鍛え上げたのでしょう 想像ですけど
でも、あの会見からそれがひしひしと伝わってきました
ただただ頭が下がります
原発事故の進行を食い止めるために命を賭して作業している
すべての方々
絶望の淵から一歩を踏み出そうとしている方々
その手助けをすべく危険を顧みず活動している方々
そして放射能ではなく、人々の放射能への恐怖のために
せっかく津波や地震から助かった命を落としてしまった方々
今平穏に暮らしている人々のために
この原発危機が終息へむかうことを祈るばかりです