私が怒るたび、家に増えていくお花たち。
いつからだろう、主人の「ごめんね」に
色とりどりのお花が添えられるようになったのは。
本当に些細なことだとわかりながらも
「そういうこと言う男がキライ」
とわかりやすく怒った私。
その後、用事を頼んで彼が外出した後に
「ちょっと理不尽だったかな。」
と言いすぎてしまった自分に落ち込んで
謝ろうと電話をした瞬間・・・
花束を持った主人が、帰宅しました。
なんだかもう、私の心の中なんて
丸ごと見透かされているような気持ちになって
なぜだか泣きそうになったんだけど
（悔しいから我慢したけど）
その花束の意味が、今日ちょっとわかった気がした。
「もう怒らないで」の花束じゃなくて
「落ち込まなくていいよ」の花束だったんだね。
ついつい厳しく怒りすぎる私は、
いつも後になって自分の可愛げのなさに落ち込むから。
ちゃんと可愛くいたいのに、
それができないことを一番悲しむから。
そんな私に、
「可愛らしさのプレゼント」だったんだ。
私の性格を私以上に熟知して
お花を選ぶ主人の姿を想像したら
自分の幼さに情けなくなった。。
でもそれ以上に
主人の頼もしさに誇らしくなった。
ありがとう ♡
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