リレー小説第二話
こななちわ
そうだね
間、開けすぎだね
mAhです
一ヶ月どころじゃなかったわ
一ヶ月半やったね
すんません。。。。。。。。。。
気を取り直して
リレー小説とうとうアップです
その前に
では、『The creation world』第二話です
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The creation world
第二話
~救世主現る、お前が仲間?~
リアに向かって歩いている途中、海人はあることに気づいた。
『あの月島玲って子が消えたとき、この本はあの場に残ってたのに、僕はこの本を持っている。ってことは、この本は何冊もこの世界に出回ってるのか?だとしたら、他の世界から来た人ならこの本を持ってるってことか。』
『まぁ、この本が何冊あろうが関係ないか』
海人はリアに向かって急いだ。
一日半程が過ぎ、海人はようやくリアにたどり着いた。
『ったく、なんて遠いんだよ。とりあえず服もどうにかしたいし、誰かに話を聞いてみるか。』
少し歩くと大通りにでた。
『なんかドラクエみたい』
海人はつぶやいた。
『そんなこと言ってる場合じゃないや、人、人』
辺りを見回すと、向こうから誰かが歩いてくる
『あの人に聞いてみよう』
海人はその人に駆け寄った。
『すみません、訳あってこの世界についていろいろ知りたいのですが、このあたりにこの世界について詳しい人いませんか?』
『「訳あって」って、もしかしてあなた、異世界から来た方ですか?』
『えっ、あぁ、まぁそうです』
『おぉ、でしたら長老のところへご案内しますよ。』
『本当ですか?ありがとうございます、助かります!』
海人は長老と会うことにした。
長老のもとへ向かう途中、先ほどよりも大きな通りにでた。
人も多い。
すると、町の人皆が
『あの子って、異世界の人か?』
と言っている。
『(この世界の人も異世界の人の存在は認識してるんだな)』
海人は心の中でつぶやいた。
大通りを進むと、小さな家があった。
『ここに長老がいます』
海人はその建物へと入っていった。
どうやら廊下の突き当たりが長老の部屋のようだ。
キィィィー
『失礼します』
海人は長老の部屋のドアを開けた。
そこには、いかにも長老という人が座っていた。
『あなたが長老ですか?』
『いかにも、何か御用ですか?』
『実は僕、異世界から来たんです。それでこの世界のことを聞きたくて…』
『ほほぅ、異世界から。昔から言い伝えで、異世界から救世主が現れると言われています。良いでしょう、話しましょう、この世界のことを』
『(異世界からの救世主?僕が書いた部分が影響してるのか?)』
『まず、この世界は人間、エルフ、ウルフ族、魚人族、魔法使い族、ドワーフ族、ドラゴン族の七つの種族がいます。そして100年の間争いが続いています。どの種族が生き残るかのサバイバルです。この町はその争いに疑問を持った人が集まった町です。先日、魔法使い族が何者かに征服され、その何者かを中心に他の種族を襲い始めました。』
『(きっとあの子だ)』
海人は唾を飲んだ
『他の種族でも、この戦争に反対するものが集まった村や町があります。ここから北に行けばウルフ族のタッフルという村があります。ウルフ族は人間より身体能力が高い。きっとあなたの力になってくれる。』
『解りました、ウルフの村に行ってみます。あと…』
『なんでしょう?』
『この服をどうにかしたいのですが…』
『その服はどうしたのですか?』
『この世界に来る前から着てたんです』
『そうですか…』
長老はうつむいた。
『どうしました?』
『あなたは救世主じゃないかもしれないですね』
『えっ?服が何かあるんですか?』
『異世界の人がこの世界に来るとき、その人の知力、体力、精神力、この世界に対する意志の強さによって服装が変化します。服が何も変化しなかったってことは、全てが低いことになります。』
『そ、そんな…』
『でも、あなたが救世主でないことが決まった訳ではない。可能性はあります。あなたに賭けてみましょう、この世界の未来を。この建物を出て、二つ目の角を曲がったところに服などを売ってる店があります。そこに連絡をしておくので、お好きな服を一着もらって行きなさい。』
『ありがとうございます』
『それとこれを』
長老は小さな袋を差し出した。
『これは?』
『この世界共通の通貨です。少ないですが持って行ってください』
『本当にありがとうございます!』
海人は長老にお礼を言い、タッフルに向かうべく、物資調達を始めた。
まずは長老に言われたとおりの道を行き、服をもらいに行った。
店に着くや否や、店のおばちゃんが
『まぁ、あなたが異世界からの救世主?思ってたより小さいのね。』
『あっ、なんか…、イメージと違ってすみません…』
『そんな謝らなくていいのよ。何でも好きなの持ってきなさい。』
『本当にありがとうございます。じゃあ、これを』
海人は白のTシャツとベージュのズボンを手に取った。
『あなたタッフルに向かうんでしょ?タッフルまでは歩いて2日はかかるし、砂漠だから温度差もすごいから、これも持ってきなさい』
おばちゃんは海人にローブを手渡した。
『何から何まで、本当にありがとうございます。』
『いいのよ、頑張りなさい。』
服を手に入れた海人は、タッフルまでの食料を買いに行った。
またもや店に着くと
『おっ、君が噂の救世主か。頑張ってねぇ、応援すっから。』
『ありがとうございます。あの、砂漠を渡るときに持ってく食べ物は何がいいですか?』
『砂漠、あぁ、タッフルに行くのか。それだったら、このドライフルーツ、干し魚で十分だ。ドライフルーツはそのまま食べれるし、魚は少し炙ってやれば旨いよ。』
『じゃあそれをお願いします。』
『えい、まいど』
他にも海人は防具やで肘当て、膝当てを買い、リアの町を出て行った。
6時間が経ち、日が暮れた。
海人は昼間買った干し魚を食べながらふと思った。
『もし、あの月島玲って子が魔法使い族を征服してたとしたら、僕に勝てるのかな?他の種族が僕の見方になってくれるのかな?えらいことになったなぁ。』
また、遠くの方でこの前のドラゴンと思われる物の鳴き声が聞こえる。
『そういえば、この前も北に向かって飛んでたな。近くにいなきゃいいけど。』
そそくさと火を消し、何気なく本を開いた。
すると物語が追加されていた。
どうやら、海人が書いた部分の“一人の少年がカサビア平原に立っていた“の後のことが、解説の4番の“物語が自動で作られる“と言う部分が働いたようだ。
そこには
「ある日突然現れた少女は、魔法使い族を征服し、魔法使いの部下を引き連れウルフ族のもとへ向かっていった」
と、記されていた。
『“ウルフ族“って、タッフルだったらヤバいな。明日は少し急ごう。』
しばらくして、海人がウトウトしてきた時、目の前が急に明るくなった。
ドスーン
そして、何か大きな物が海人の上に落ちてきた。
『イテテテテ。何なんだ?』
海人は落ちてきた物を見ると
『痛たたた、何なのいったい』
落ちてきた物がしゃべっている。
どうやら人のようだ。
『おい、誰だお前』
海人は言った。
すると、その人は顔を上げた。
それはなんと同級生の真美だった。
『何でお前がここにいるんだよ。』
『へへへ、来ちゃった。』
『「来ちゃった」じゃないだろ、ここが何処だか解ってんのか?』
『解ってるわよ、ここは異世界のアルバニア王国で、海人は平和を取り戻すためにここに来た人でしょ?図書館で別れた後、海人の家にいったら、部屋にこの本だけがあって、まさかと思って書き込んでみたら、ここに来れたってわけ。』
『書き込んだって、何て書いたんだよ。』
海人は本を開いた。本には
“平和が訪れるという希望を持った少年の元へ、共に旅をしたいという少女が突然現れた。“
と記されていた。
『お前、何でこんなこと書いたんだ。ってか、その格好も何だ?』
真美はなんだか魔法使いのような格好だった。
『何で俺は変化なしで、お前は魔法使いなんだよ。お前、この世界に何か強い思い入れでもあるのかよ。』
『そんなの知らないわよ。(何なの、あたしの気もしらないで)』
海人はどうすることもなく、真美と旅をせざるを得なかった。
そして海人と真美はウルフ族の町タッフルを目指すのであった。
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やっちまった感が満載やわ
ウチの文才は、前回がピークやったかも
shunさん
、微妙ですが、次お願いします
でわまた