3級試験当日ルポ
FP3級技能試験…当日
まず試験前日~当日朝の勉強の報告を。前回の記事 で報告したように木曜日に8時間15分も勉強しましたので、なんとか光が見えてきました
学科は全部で8回分の試験の内、6回分を解き覚えてもうやめました。なぜやめたかというと、すらすらと解けるようになったことと、実技勉強の戦略ミスに気づいていたからです。
そこで、大部分を実技の勉強に回しました。具体的には、答えを見ながら赤ペンで解き方を覚え、もうひと回しして青ペンででじゃかじゃか書き込んでいきます。。。。。
これだけしましたが、解き方が分からないところがかなりあり、試験当日に大きな不安を残しました。身をもって実験してもしょうがないのですが、ほんとに大きなミスです。大きく書いておきます。
『実技試験の過去問には、問題集が一冊必要だ!』
<ここまでの投下金額>
学習時間:13,000円(6時間30分)
…さて、試験当日。試験会場は、この手の試験でおなじみの東和大学。我が家から、距離で8km所要時間40分くらいの場所にありますので、住んでいるところの利便性に感謝です。
【学科試験】
午前10時の開始より15分前に会場に入りましたが、ぼちぼち注意事項の説明が始まっていました。特段変わった説明は無く、淡々と試験問題が配られていきます。一瞬「えっ?」と思ったのは、緑の表紙。今まで経済産業省が実施する試験では少し茶色がかった紙でしたので、ちょっと高級に見えます。きんざいさん、やりますね。サイズもA4ですので、後でファイルに閉じるにはちょうど良い感じです。
試験問題も配り終わり、開始の合図を待ちます。と、9時58分に突然開始の合図。あれれ?と思いながらも早速問題を開いて解き始めます。
分からないところはさっさと飛ばしながら、筆を進めていきます。ざっと、全部を解き終わったのがちょうど34分。その後26分の見直しをして、1時間経過後の退出可能時間でさっさと退出しました。半分以上の人が退出したので、学科試験はその程度のものですね。
問題はと言うと、(21)の登記事項証明書や(27)の成年後見制度など勉強漏れはありましたが、まあ適当なレベルでした。
【昼休み】
11時に退出しましたので、次の集合時間13時15分まで2時間あります。この手の午前、午後タイプの試験の時は、この昼休みの使い方が昼からの科目に逆転のチャンスを生みます。
持参した弁当を食べながらもくもくと勉強しようと思いましたが、昨夜焼肉を食べてビールを飲みすぎていたので、おなかが一杯です。また、勉強方法の失敗から、このまま中途半端に解いた過去問を見てもほとんど役に立ちません。
作戦変更。思いきって街に出かけることにしました。15分ほど歩いて向かった先は、駅ビルに入っている本屋さん。幸運なことにそこで良書の片割れの実技問題集を見つけたのです。
そして一心不乱に立ち読みすること1時間半。たったの1時間半でしたが、前日に分からなかった部分がまるで魔法が解けるように頭の中に入っていきます。ついでに、手元にある解説本で疑問として残っていた部分までも分かるようになりました。素晴らしい本です。これ、後日紹介しますね。
<ここまでの投下金額>
学習時間:3,000円(1時間30分)
節約代:-1,600円(立ち読み…)
【実技試験】
今度は集合時刻の15分前に着座して、同様に試験開始を待ちます。すると、今度は定刻ぴったりの13時に試験開始の合図。午前は2分早かったので、変なものです。というか、部屋に時計を置くか、試験官を指導して開始時間はきちんとして欲しいですね。問題を解くための時間に余裕があるからいいですけど、遅刻着席の場合に微妙に影響を与えます。。。
「前ページが揃っているかご確認ください」の声を受けてざーっと試験問題を眺めていきますが、最初の印象は、『思ったより難しくない』
その印象は最後まで変わらず、今回は合格率が上がることが予想されました。
ただ、一つ言いたいことがあります。
これのどこが実技試験なんでしょう15問中まともな計算問題は1問だけ。もう一問簡単な計算問題がありましたが、これは80で割るだけです。
言ってみれば、まるで午前中の3択問題です。しかも、例年の出題が手薄な部分を強引に出題していった感じがあります。昨夜は本当に何度も何度も計算機をたたきました。なのに…
今まで8回の試験がありましたが、回によっては一つの小問中の3題がつながっているため全滅の危険性があったり、2002年第1回第5問のように異常に難しい計算問題であったりと、相当に手ごわい計算問題が潜んでいるものもありました。
ようは、問題のスタイルがバラバラなのです。
今回は「フラット35」の概要を試験に出したりと、奇をてらった感じがあります。(逆に年金などは基礎的な部分からの出題でした)
社団法人で試験作成の人材が不足しているのか、丸投げしているのかもしれませんが、3級はFP技能士の入門に過ぎません。きちんと計算できるようになってきた者が合格して、勉強してきてないものが通らないくらいのレベルで良いではないですか。きんざいさん、ちゃんと出来上がった試験問題の検証を多角的にやっていますか?もう少し、安定したスタイルになるようにして欲しいものです
だって、やっぱり前回の試験で実技を落として【実技だけ受けに来た人】にはたまらないと思いますよ。と言うのも、15問中6問の計算問題が1問半くらいになっているのですから。つまり、学科をもう一度受けなおすような感じだと思うのです。
結局、簡単に○は付けたものの、2分の1くらいの確率で選んだものが多くなり、微妙な結果となってしまいました。
忘れてました。時間は33分で解けました。見直しも含めて45分あれば終わりましたので、時間的には妥当な線ですね。
【試験を終えて】
15時半には帰宅しましたので、まずはゆっくり寝ましたその後、こどもの帰宅を待って、約束どおり二人でゲームをしました。試験って終わった後の開放感は、なんとも言えませんね。
余談になりますが、問題を解くのにかかった時間を記録するなど、完全にブログを意識して『ネタ探し』しています。困ったものです(笑)
<投下金額合計>
ブログ時間:1,500円(45分)
学習時間:16,000円(8時間)
節約代:-1,600円(立ち読み…)
その他:520円(交通費です)
↑取り敢えず終わりましたよ
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