みなさんこんにちはニコニコ 
次々と南のほうから梅雨明けしていますが、熊本もまもなくでしょうか・・・
梅雨が過ぎると以前のように過ごしやすい時期なく、真夏に突入するという感じですが、雨が続くと、晴れた青空が恋しくなるものです。。。
蝉の鳴き声も聞こえるとか・・もう夏はすぐそこですねヒマワリ

ところで、新着トピックス7/6の理事長のつぶやき・・「自立支援型介護の実践3ヶ年目~介護必要度を下げる運動から見えてきたものは~」はみなさん目を通していただけましたでしょうか目
今までこの2年間の介護力向上の取り組みの経過について、まとめていただいております。目を通されていない方はぜひ一読をお願いできればと思いますm(u_u)m
この文書を国際医療福祉大学の竹内教授にも送付させていただき、先生のほうから、ご丁寧に返信をいただくことがきましたえっ。ありがとうございましたm(u_u)m

竹内教授は、介護力向上講習会の中で、介護保険施設は、今までのよりそう介護ではなく、介護の質・専門性で介護度を改善させていくことが役割であるし、それが社会保障費の抑制になるといわれてきました。

たしかに、現行の介護報酬の仕組みでは、要介護度が高いほど、介護給付費も高いアップ
事業者にとっては、経年的にADLが低下し、要介護度が上がってくる方が、確かに介助量がその分多くなるので、介護収入も増えます。
しかし、このままでは、今後2025年を考えたときに、高齢化の進展にて社会保障費は逼迫し、介護給付費は現在の倍の20兆円に増えるといわれていますアップ
少子高齢化にて労働人口も減り、医療費の削減だけでなく、介護給付費の抑制を図らないことには対応できないことは明らかですよね。。。 
要介護が改善する高齢者が増えれば、介護給付費の抑制につながります!!
介護給付費の抑制をしてくために、私たち介護事業者は何をすればいいのか・・・。
要介護高齢者をどんどん元気にさせていいのでは・・そうすれば、施設側の収入は下がりますが、それこそ「自立支援を目指す」介護保険法への原点回帰です!
みかんの丘の今年度目標は「自立支援型システムの構築」です。
そのために、スタッフ皆自立支援介護に日々がんばって取り組んでいます!!

介護事業者は介護保険法の原点にたちかえり、高齢者の要介護度の改善を促していくビックリマーク
特養は終の住処の機能だけでなく、ADLの改善をはかり、介護度を改善させていく高い機能を持っていく必要があるのです。特養だけでなくそれは介護保険施設全般に言えるのではないでしょうか。

しかし、在宅へ帰してあげるためには、在宅復帰を阻害する要因を介護の力でなくしていく、もしくは軽減させてあげる必要があります。

在宅復帰要因として大きく上がってくるのが、家族要因を除けば、「オムツ使用など排泄の問題」、「移動動作能力の問題」、「ソフト食などの常食外の食事」、「認知症や異常行動など」の個人因子があるといわれています。
これら個人因子に関しては、自立支援介護の実践にて改善が図られることは、今までの2年間の実践で、私たちも実感していますし、全国的に見ても、自立支援介護の実践によって、要介護度が改善した事例は数多く見られているといわれていますニコニコ

まずは、私たちはこの在宅復帰阻害要因に対して真摯に基本ケアで改善右上矢印をはかり、高機能特養と地域に認められ、竹内先生の言われる第1段階を突破したいと思いますグー

平成24年の介護報酬改定・平成26年度の医療報酬の改定を見てもわかるように、国が目指す地域包括ケアシステム構築のため、在宅へのシフトが急ハンドルをきられました。

第1段階をクリアし、次…第2段階として、介護と医療が今後一層連携をはかり、地域包括ケアシステムが進められていく中で、介護度を改善させ、在宅復帰サイクルをまわしていくための、高機能型の施設が地域の社会資源として認知されていく必要があります。私たちもそこを目指していきたい❗
現在の情勢に取り残されることなく、今後の情勢を予測し、それにそった運営に変換していくのも介護保険にて運営を任されている私たちの役割では!…ということで、空回りもありつつ頑張っているわけですが・・・・

なんと!!昨日7月17日付けの日本経済新聞の紙面に、「介護事業に成果報酬」の記事!!

いくつかの自治体では独自の取り組みとして行われていた、要介護度改善に対してのインセンティブ! ぜひ熊本でも!!と願い続けていましたが、国が動きました!!
7月16日の社会保障審議会の介護給付費分科会にて、介護の質を報酬で評価する制度の話が!2018年介護報酬改定での反映を目指すとかビックリマーク
私たちにとって、まさに今「追い風」を感じますニコニコ
私たちの取り組みは間違っていませんビックリマーク
要介護の高齢者をどんどん元気にさせていく・・・本当の介護の力を皆さんにぜひ知っていただきたいビックリマーク これこそ寄り添う介護からの変換ビックリマーク 介護の質はこれからまさに「評価」されてくるのですグッド! みんなの頑張りが評価される世の中になります・・きっと星

私たちは「専門性のある介護」を提供し、高機能型特養を目指していきます!!
みなさん、これからの介護のがんばりをどうか温かい目で見守ってあげてください。

                  施設長でした。。

P.S 今週は私と事務長にて、九州圏内の福祉系の学校を訪問させていただきました。
  学校の先生方、お忙しいお時間を私たちの話を聞いていただき誠にありがとうございまし   たm(u_u)m
  ぜひ、いつでも風光明媚なみかんの丘へ見学にいらしてください。そしてじかに取り組み
  を見学されてください。お待ちしております。。