11月にはいろいろとありましたが、今回は「勤労感謝の日(11月23日)」を取り上げます。

 もともとこの日は新嘗祭。新穀を得たことを神さまに感謝する日 (神社オンラインネットワーク連盟へのリンクを貼ってあります)です。先ずは「新嘗祭」で何を教えるか、考えるか。


 息子には、日本が「稲作国家」だったことを教えます。国の在り方、国家間の関係を語るうえで、使うことになるキーワードです。年貢という概念は、意味合いこそ違いますが、税金の話につながります。


 そして、我が家においては、より重要なこと。

「感謝」の意味を話す前に、一所懸命に努力をすることをあらためて教えます。常日頃から「楽するために頭を使うこと(考えること)」とセットで教えていますが、相矛盾する考え方ではありません。

 苦しい時もつらい時もあるが、まじめに努力する。そのような努力をしても、個人の力ではどうしようもないことがある。(特に昔の)稲作で例えれば、太陽の光に恵まれない涼しい夏。だから神に祈る。自然の恵みに感謝する。


 5歳になった息子は、どんどん外に出ていきます。いろんな人と出会います。その中には、「努力」と呼べるようなことはせず、信仰心もなく「都合のよい」神頼みをする人がいます。自分自身は精進することなく、他人ばかり頼り、奇跡が起こることを願う人がいます。何かを頑張るというのはその場限りのことで、長い年月をかけて何かを積み上げていくようなことはしない人がいます。

 そんな大人と出会う彼に、親として言いすぎることはないと考えています。

続きます。


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