漫画家 「佐藤秀峰」 その4 | 遊牧神のダラウダ。

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ダラダラ書きます。ウダウダ言います。
楽しくしたいです。

おそらく、今回で終わると思われる、漫画家 「佐藤秀峰」 その4です。


前回で、ほぼ書き終えたのですが、もう少しだけ書きたいことがございますので、今回ももうちょっとだけお付き合いくださいませ。



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佐藤氏は、「新ブラックジャックによろしく」第9集のカバーイラストを描かないということで、自らの覚悟や信念を貫き通し、発売されなくても仕方ないという決断を下した。


その決断のせいで、たくさんの誹謗中傷などを自らの身に受け続けてきた。


きっと人にはとても言えないであろうことや、意味のない脅し。果ては自分の一番の支えである奥さまとですら、揉めていた。


それでも、漫画を描くことをやめない佐藤氏を、ボクは本当に素直にすごいと思った。


確かに、佐藤氏の主張であったり、行動であったりが、全て正しいのかどうかなんて、漫画業界に身を置いていないボクには分かるはずもない。


しかし、彼が実際に考え、行動してきた結果を、おそらく誰もやっていないことを、誰が否定できるというのか?


どこかの漫画家の方が書いていたのを、たまたま目にしたのだが、こう書かれていた。


「佐藤秀峰氏は今、自らの経験の中で起こった出来事をもとに、私怨に走っているとしか思えない。このままでは漫画 on webの行く末が心配だ。」


はたして、そうだろうか?


ボクはそうは思わない。


なぜなら、本当に私怨に走っているとしたら、そんな人間が他の漫画家のことを考え、行動を起こすだろうか?


実際、漫画 on webの運営費を佐藤氏が徴収したことがあるだろうか?


自らが欲しない編集との話し合い、雑誌への掲載などを、これからの漫画家のために用意しようとするだろうか?


また、私怨があるとして、誰がそれを責められるのか?


彼の身に起きた問題は実際本人にしか分からないうえに、私怨をもたれるようなことになってしまう、今までの漫画界の現状がおかしいとは言えないのだろうか?


さらに、私怨で漫画 on webを立ち上げたとして、リスクを負うことなく、利用している人間が文句を言うことができるのだろうか?


佐藤氏はまぎれもなく、「漫画家」だ。しかし、それ以前に一人の「人間」なのだ。


怒りもすれば、泣きもする。喜ぶときもあれば、哀しむときもある。


そうした、人間が人間であるための感情の上に、彼が描く、人に何かを伝えられる漫画が出来上がるのだろうと思う。


それでも佐藤氏のことを批判したいなら、彼の漫画を見なければいいのだ。彼が発案し、行動を起こしたことに参加しなければいいのだ。


ボクは、彼が素晴らしい漫画を描き、それを読みたいと思う自分が存在する限り、佐藤氏を応援する。


きっとこれからも佐藤氏はたくさんの人の心をつかみ、自らを支えてくれる人を増やすことだろう。




佐藤氏は今も新たなことに挑戦し続けている。


一色さんという漫画家の方との執筆の生放送。


漫画 on webのアプリ化など、今も休むことなく歩いている。


ボクのような人間がこんなことを書くのはおかしいかもしれないが、これからも「佐藤秀峰」という漫画家の起こす

行動が楽しみでならない。


それほど、彼は一人の「人間」として魅力に満ちている。


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と、まあこんな拙い文章ですが、佐藤さんのことを書かせていただきました。


この文章を読んで、「なんだ、こいつ?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、まあご勘弁ください。


また、この文章を読んで少しでも「佐藤秀峰」という人間に興味をもった方は、一番最後にこの方の日記のリンクを貼っておきますので、そちらから読んでみてください。


なかなかの長さであるうえに、結構な濃い内容となっておりますので読む際はそのへんの覚悟をした方がよろしいかもしれませんw


また、そのサイトから、オンラインコミックも読むことができるので、機会があれば試してみるのも面白いかもしれません。


あっ!!ボクは決して漫画 on webのまわし者ではありませんよ?


その証拠に、いまだにオンラインコミックをお金出して読んだことはありませんw


「そんなやつがこんな偉そうに、佐藤さんのことを書くな!」とかは聞こえなーい。


漫画 on web 佐藤秀峰日記 リンク