覚悟
「知恵より大事なのは覚悟や。
覚悟さえすわれば、知恵は小知恵でもええ、あとはなんとかなるやろ」
司馬遼太郎 『俄』より
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今日は、11万部のベストセラーになった『仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか』の著者、
山本ケイイチさんにお会いしました。
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上着を脱ぐと、さすがの筋肉。興奮しました。
多くの著名人や一流の人と交流してきた山本さん。
「私はずいぶん前から、一流の人間とそうでない人では、何が違うのかということを考えてきました。
一流の人は、
直感的に思ったことを、すぐに行動に移せる人」
だと言いました。
「○○をやりたい」ということは誰もが思う。そこに差はない。しかし、それをすぐ実行に移せる人と移せない人がいる。
なぜか。
そこに意外にも、筋トレが登場する。
別に筋トレじゃなくても構わない。ランニングや水泳などでもいい。
大切なことは、
1,単純な動作であること
2,反復の運動であること
3,運動と呼吸が連動していること
これらを満たすような運動を継続して行う訓練をしていると、
「思いついたときに、すぐ足が前に出せる」という
心身の一致、という状態になるらしい。
「一流の人は、心身が調和している」
この言葉を何度も繰り返していた。
深いです。
そのあと、これまた有名な著者である佐藤伝さんと話した。ぼくは伝ちゃんと呼んでいる。
「伝ちゃん、ぼく今度自転車でヨーロッパを周るつもりなので、ヨーロッパに知り合いの方とかいたら紹介してください。」
言ってみるもんだ。この言葉をきっかけに、伝ちゃんが本気で相談に乗ってくれた。
「そうか!知り合いはいるよ。ミラノとか。いつ行くの?」
「就職して、スポンサーなどを募ってある程度お金が貯まったら行こうと思っています。」
「いや、それじゃダメだ。」
「え?」
「学生のうちに行きなさい。社会人になるとスポンサーはなかなかつけてもらえない。だけど大学生なら応援してくれる企業がいっぱいあるはずだ。若い人の夢を応援すれば、企業のイメージアップにもなるからね。」
この言葉がずいぶん効いた。つまり今年行くしかない。
就職も研究室も卒論も卒業できるかも、何もかもうまくいくかもわからないのに、この時期にわざわざリスクを負って長期間海外に行くのは
ぼくだって怖い。この先どうなるのか、お先真っ暗だ。
でも自分の直感を信じるならば、勇気を出して行った方がいいとは思っている。
世の中には2通りの人間がいる。
実現困難なことをやろうと思ったときに、
できない理由を探す人と、どうやったらできるかと考える人。
ぼくは後者でありたい。
「お金がないから無理」
「とても今は忙しくて無理」
そういうことを言わず、少しでも実現に向けてプラス思考で考えたい。
「まず、お金を貯めてから」
「時間ができてから」
「英語を勉強して話せるようになってから」
それじゃ、いつまで経っても行けないじゃん。
今行くと決めたら行く。何が何でも行きたい。
覚悟を決めれば人間なんとかなる。
そのスタンスでいこうと思う。
学校に来てずいぶん悩んでたけど、その話を学科の友達にしたら、みんな本気で応援してくれた。
本当にありがとう。
まずは、あと試験7つ…
水理学B、土質力学B、土質実験、交通システム工学、海岸工学、リスクマネジメント、構造力学B
頑張ろう!なんとかなる!