今日はスタッフみんなはお休みです。取締役二人のみ出勤。
まったりした一日でした。暑い一日でした。うん。
さて、ガーラの創業時から面倒を見て下さっている税理士のT先生と所員の優秀なTさんから、一冊の本を勧められて、拝読つかまつりました。
「プロ☆社長」という本なのだが、とても面白かったので何回かに渡ってご紹介申し上げたい。
小生の様なダメ社長には、目からウロコである。
企業を目指している方、オーナーである方、にはとても役立つと思う。
「戦略」と「戦術」。
この違いを、皆さんはきちんと理解していらっしゃるかな?
(おいおい、お前は知ってたんか~?こら、こら~!(S専務風の突っ込み‥))
戦略:武将の、いやもっと具体的に言うと、例えば「信長」の方式。
戦術:それを実現するための、いくさ場の「武士」の方式。
という事だそうである。
例えば、「天下布武」「楽一楽座」は戦略。
水攻め、火攻め、我攻めは戦術、と言うことであろうか?
「一年以内に○○県で○○○の新商品でNo.1になる!」
これが「戦略」であるそうだ。
その実現のために、「その地域に広告を出す」「その地区の営業メンバーを他地区から分配し倍増する」「顧客リストを集める」「接待する」などが戦術、とのことである。
さらに、企業の成功には「戦略6戦術1」である、とのことなのだ。
つまりは、前述の戦略が無い企業に未来はなし、と言い切っている。
確かに、T先生の教えでガーラも中期目標(ダリ・プランなんて名前つけちゃったのよね)を作り、事務所にパネルにして貼ってある。
しかし、「戦略」が無かった、と猛省する。
経費を削減する、組織変更する、営業部員にはっぱを駆ける、社員に活を入れる!と言った「戦術」は、たかだか「七分の一」にしか過ぎない、と書かれているのだ。
すべては、社長の戦略!なのだ、と言うことだそうだ。
しからずんば、「ガーラ・アマノが一年先にプロフィールビデオで日本でNO.1になるっっっ!」
と言う、「戦略」をたてたとしたら、それでいいのだろうか?
残念ながら「これは、違う」らしい。
ここに「弱者の戦略」と言うのが存在する、とのことなのだ。
さて、この「弱者の戦略」については、別号でお伝えしたい。
ところで、政治については語る技量は持たない小生であるが、一国の総理総裁選挙が近い中で、お一人の候補者の方が「消費税10%化」を声高に叫んでおられる。
前述の「戦略6戦術1」に照らしてみると、「消費税10%化」は戦略?それとも戦術?
この具文を最後までお読みになって下さった明朗なるあなたは、どちらだと思いますか?