コナン&金田一 レビュー 良作だった | yosiのゲーマー日和

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月曜はゲーム以外の近況日記。
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アクションは苦手。RPG、テキスト系中心。

前回記事
ダンガンロンパの前身
 
名探偵コナン&金田一少年の事件簿 めぐりあう2人の名探偵/バンダイ
¥5,040
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コナン&金田一 公式サイト

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今回は前回記事とは趣を変え、

単作としてレビュー。

微ネタバレあり。

 

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・推理ゲームの基本を押さえた1章

 

今作は二つのマンガ原作を使ってる関係上、

登場人物が非常に多い。

1章はほとんどがその紹介みたいなもの。

 

絵柄が違うコナンと金田一だけど、

メインメンバー以外の今作のゲストキャラの絵柄は、

金田一より。事件自体も、

金田一の事件にコナン達が乱入という形式。

 

選べるコマンド自体は非常に簡略化されてるし、

事件が起きた時調べる範囲も結構わかりやすいし、

どこに移動すべきかは登場人物の解説があるので、

捜査パートで詰まることはほとんどなかった。

 

ちょっと文字スピードが遅いかなと思った位。

 

ただ。

 

1章も後半はちゃんと殺人事件が起こり、

コナンが解決するけど、

この時点では凡作と思ってた。

 

・謎が謎を呼ぶ2章

 

2章は金田一視点で進むが、

ここがどこなのかもよく分からない。

 

登場人物もどいつもこいつも胡散臭い。

何を聞いてもけむに巻かれたような答えが返ってくる。

いろいろな場所に移動できるのに、謎が深まる一方。

 

一気に面白くなってきた。

 

そしてこちらでも殺人事件が起こる。

事件自体は単純なのだが、

被害者の詳細、

容疑者の名前すらわからないという異常事態。

 

途中でコナンと連絡が取れて、

情報を交換するシーンがあるけど、

やはり名探偵同士は別捜査してる方が効率いいので、

この設定でよかったと思う。

 

同じところにいたらコナンVS金田一になってしまう。

あくまでこのソフトはコナン&金田一なのだ。

 

・謎の片鱗が見えてくる3章 相変わらず謎だらけの4章

 

3章はアクション要素のあるミニゲームがかなり多い。

爆弾解除のミニゲームは人によってはイライラするかも。

 

4章は、謎だらけなのは相変わらずだけど、

注意深く観察してる人は大がかりな謎を解ける形式。

僕は注意浅い人のためまだ気付けなかったけど。

 

その後

 

5章6章の詳細は省く。

そしてコナンと金田一は最終章までずっと別行動。

コナンの方に金田一キャラの明智警視がいたり、

金田一の方にコナンの少年探偵団がきたり、

コラボ要素もきちんとある。

 

そして。

 

最終章は、

コナンと金田一。

どちらかを選んで進めることになる。

 

2つともやってみると分かるけど、

推理ゲームとして結構珍しい仕掛けが入ってる。

少なくとも同じ事件を2回も解く破目になりゲンナリ…、

ということはないのでご安心を。

 

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というわけで。

 

1章の時点で凡作と思ったこのゲームは、

終わるころには、

かなりの良ゲームという評価になっていた。

 

コナンか金田一かどちらかの原作が好きなら、

さらに楽しめると思うし、

うろ覚えの知識でも大丈夫だと思う。

事件自体はこのゲーム用の、

オリジナルキャラ達が繰り広げるし。

メインメンバー達の個性は分かりやすいし。

 

一部パズル系のミニゲームが、

あまりに僕には難しくて攻略サイトを頼ったが、

不満点はそれくらいかな。

ちなみに妹は問題なかったと言っていた。