「莫非,這就是愛情」脇の人々 | 楽園で深呼吸 パート2

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やっぱり旅が好き。

しつこく余韻に浸っております…「莫非,這就是愛情」。
このドラマ、振り返ってみると、主役の二人はもちろん、脇の人々も皆かなり良かったと思います。



まずは、準主役(第二男女主角)の子諺役の簡宏霖と芝羽役の王思平。
この二人はもっと主役カップルに食い込んでくると思ったんだけど、意外とあっさりでしたね。

でも、最後にはどちらも主役二人を強力支援。
特に子諺が後押ししなかったら、曉彤は「莫非」を脱却できず、ハッピーエンドにもならなかったよね。

簡宏霖、「喜歡・一個人」に続いてまた報われない役だったけど、最後には安婷といい感じになりそうだったから、まあ良かったわ。


そして、「離婚後事務所」スタッフのこの三人、
少強(紀言愷)、西門(張雁名)、安婷(陶嫚曼)がすごくいい味出してましたね。
機車な紀老闆との絡みがいつも笑えました。


特に西門のバカっぽさのおかげで、終盤の重苦しくなりがちなストーリー展開でも暗くなりすぎずに済んだ感じ(楊銘威が出てきてからは、ややキャラが被ってる感がありましたが)。
チャランポランっぽいけど、家尉と曉彤を仲直りさせようと機転を利かせる面もあったり。


事務所閉鎖時には、暑苦しく家尉に抱きついて嫌がられてるし(笑)


それから、家尉のパパ役の人(林煒)。
この人、私は初めて見たんだけど、出演場面が少なかったわりにはかなり印象が強かったですね(ストーリーのせいもあるけど)。

台湾ドラマって、40代以上は急に人材が乏しくなる感があるので(だからお父さん・お母さん役が被りすぎ)、こういうタイプの俳優さんって貴重な存在なんじゃないかな。
ただ、今回は年齢設定(パパ48歳、家尉30歳)がやや謎でしたけどね…。


年齢設定のことを言うなら、曉彤の会社(I MEET YOU)の社長・美貞姐(黃嘉千)もかなり謎。
せいぜい40代半ば~後半にしか見えないけど(実年齢は42歳)、28歳の子諺のお母さんということは相当若い時に子諺を産んだってことですよね(番組の公式HPでは年齢秘密となってましたが…)。

そういえば、この女優さんは「妹妹」でヒロインのお母さん役を熱演してましたね。
このドラマでも強烈な個性を持つ役柄を不自然さなく演じていて(ホントにこういう人いそう)、さすがな感じでした。


全体的にすご~く悪い人は出てこなかったっていうのが、まさに台湾ドラマらしいところ。
強いて言えば、家尉のママはちょっとアレでしたけど…。

でも、台湾を発つ時に、曉彤が指摘するまでは家尉があげたブローチを胸につけていたから、家尉のことを全く思ってなかったわけじゃないと思うんだよね。
ただ、母親としてより女として生きる道を選んでしまったということなんでしょうね…。


話が逸れますが、このドラマでは松山空港が結構出てきました。
羽田-松山路線が就航してからは、私は台湾へ行く時はほとんど松山空港を利用しているので、
見慣れた空港が出てきたのはちょっとうれしい。


今度台湾へ行った時、ここがあのエレベーターか…とか思ってしまいそうだわ。

細かいこと言うと、松山空港から香港へ行くフライトはないはずなんですけどね~。
ま、その辺はドラマなのでよしとしましょう。