台湾ドラマ「莫非,這就是愛情」第9集。
最初の頃から感じていましたが、なんだかこのドラマは「就是要你愛上我」とかぶっているところがチラホラ。
主人公(男主角)の設定(イケメン社長、ツンデレ)とか、突然消えた元カノがヒロインとくっついた頃に戻ってくるところとか、母親に関するつらい過去とか…。
ヒロインのタイプはだいぶ違いますけどね。
* * *
家尉(唐禹哲)の元カノ、芝羽(王思平)が台湾で芸能活動を再開するとの記事が新聞(アップルデイリー 笑)に掲載され、家尉はきっと大きな衝撃を受けるに違いないと心配する曉彤(李佳穎)。
そんな時、曉彤が偶然見た家尉のデスクのカレンダーに、5月15日が特別な日と思わせる記載が…。
実はその日は家尉にとってつらい思い出のある日で、一人で過ごしたくない家尉は、曉彤に一緒にいてもらうために策略を練ります(バレバレだけど)。
曉彤を連れ出すことに成功した家尉は、母親との思い出の場所に連れて行き、その日は母親が自分の前から何も言わずに姿を消した日であることを打ち明けます。
その場所で家尉は母親と一緒によくアイスクリームを食べていたことで、家尉にとってアイスクリームはつらい出来事と結びついたものでしたが、曉彤は自分と一緒にアイスクリームを食べることでつらい思い出を楽しい思い出に変えようと提案します。
曉彤と一緒にアイスを食べながら、だんだんと心がほぐれてくるのを感じる家尉。
でも、その後に家尉がふざけたせいで、曉彤のブラウスにアイスがべったり。
そこで家尉の家に行き、曉彤は借りたシャツに着替えてブラウスを洗濯することに。
家尉は冷静を装ってますが、内心はドキドキ。
(このシーン、本当はPoloは外にシャンプーをしてもらいにいっていて家にはいないはずなので、視聴者の皆さんからかなりツッコミ入ってました。そのあたり詰めが甘い?台湾ドラマ…)
曉彤がブラウスを洗っているとき、家尉が背後からシャツの袖をまくってあげるというこのシーン。
明らかに元ネタはこれですね?
1ヶ月くらい前に、台湾のニュースサイトでこんな↓記事を目にしてたので、ちょっと笑ってしまった。
壁咚退流了!日本小鮮肉男星教你把妹新招「捲袖」
壁咚(壁ドン)、肩咚(日本では肩ズン?)ときて、次は捲袖(日本では袖クルというらしい)ですか…。
スタッフの方、よく研究してますね(笑)。
(そういえば第7集では顎クイ的な動作もありました)
ブラウスが乾いた後も、アイロンをかけたり、お腹が空いたからと食事を作ったり、
なんとか曉彤を引き留めようとする家尉。
最終的にはこうなるんですが…。
(謝謝妳 陪在我身邊)
しかし、曉彤は実家暮らしなので、ちゃんとお家に帰ります。
(別擔心 以後的這一天你不會再是自己一個人的)
やっぱり、いろいろ見抜いている曉彤。
曉彤が携帯を忘れて帰ってしまったことに気づき(また!)、追いかけようとして外に出た家尉の前に現れたのは…。
芝羽はこの日が家尉にとってどういう日か知っていたので、一緒にいる人が必要だと思ってやってきたのです。
そして、タイミング悪く(良く?)、携帯を取りに戻った曉彤と鉢合わせ。
曉彤は驚いてその場から走り去ってしまいます。
すぐに後を追った家尉は、曉彤が乗ったタクシーに無理やり乗り込み、芝羽とのことはもう過去のことだから、余計な心配はするなと話します。
後日、家尉が入っている単車馬球(バイクポロ)のサークルに曉彤も参加。
いろいろと世話を焼く家尉。
すると、そこに現れたのは…。
芝羽は試合の相手チームの一員として参加していました。
試合後に話しかけてくる芝羽に対し、あからさまに無視する家尉にいたたまれなくなった曉彤は、なんと自分から芝羽に自己紹介。
曉彤、いい子すぎる…。
その後、家尉の家で話をする二人。
曉彤は、西門(家尉の親友兼部下)が話していた内容から、芝羽も家尉の母親と同じように何も言わずに姿を消していたということに気づき、家尉に芝羽との間にまだはっきりと話していないことがあるのでないかと指摘します。
そして、芝羽と話すことで、家尉がずっと考えていた、どうして母親が突然何も言わずに姿を消したのかという疑問についても答えが得られるかもしれないと話します。
* * *
曉彤、どうしても心理医的な考え方をしちゃうんですね…。
たぶんこの先、心理医としての考えと自分の本来の気持ちとの葛藤で苦しむんだろうな。
曉彤のアドバイスに従って、おそらく次回、家尉は芝羽と会って話をします。
そこで衝撃の事実を知ることになるのか?
いや、でもまだ10集くらいはあるはずなので、全部は話さないかな?
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エンディングテーマのMV。
なかなかいい曲です。