湯元山荘 湯ノ口温泉(改装後初訪)〈熊野材香る、山中の秘湯!〉@三重県熊野市紀和町湯ノ口 | いろいろアウトな日々

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ただ、一さいは過ぎて行きます。


さて、那智勝浦1泊温泉旅行も
いよいよ帰路につくのみ。

もちろん、
帰る途中に2湯ほど寄り道。

1湯目にやって来ましたのは……




三重県は熊野市の
奥深い山々に抱かれた秘湯、
『湯元山荘 湯ノ口温泉』です。

『湯ノ口温泉』は
古の南北朝時代から
湯治場として利用された
歴史ある温泉だそうですが、
2015年の3月、
新しくリニューアルオープン。

僕は改装前は2度ほど
訪れたことがあるのですが、
リニューアル後は
この日が初訪となりました。

『湯ノ口温泉』は湯治場としての
長期滞在施設を備えていたり、
『入鹿温泉 ホテル瀞流荘』さんの間を
「トロッコ列車」が結んでいたり、と
とてもユニークな一面もあるんです。

その辺のことは
前回訪問時の記事に
詳しく書きましたので、
興味をおもちの方は
併読くだされば幸いです。




入湯料は540円。
営業時間は9:00~21:00。




ロビー前には休憩所も。

僕は営業時間前に着いたのですが、
その時すでに5~6人のおっさんが
営業開始を待っておられました。

改装前はそこまでお客さんが
多くなかったんですが……。

しかもこのおっさんたちは
回数券をお持ちのようで、
僕が券売機で券を
購入している間に
さっさと先に脱衣場へ。

くそ、先に入られると
写メが撮れんじゃないか!!!

僕もダッシュで脱衣場へ!






地元の熊野材をふんだんに使った、
木の香が漂うような脱衣場。

そう、新しくなった『湯ノ口温泉』の
リニューアルポイントのひとつは
この熊野材造りにあるんです。

木のぬくもりが感じられる
落ち着いた脱衣場ですよね……
などと言っているヒマはなく、
先に入ったおっさんたちが
ゆるゆると服を脱いでいる隙に
僕は服を着たまま浴場へ!!!

そう、脱衣場の写メは
おっさんたちがいなくなった
後に撮ったものなんです、実は。




これも後から撮った温泉分析表。

泉質はナトリウム・カルシウム‐塩化物泉。
泉温45.7℃。




毎分1200ℓもの
豊富な湧出量を誇る『湯ノ口温泉』。

その優れた泉質と湧出量により、
環境庁から「国民保養温泉地」
に指定されているとか。

完全なる源泉かけ流しも
もはや当然ですね!




さて、ここから浴場内の写メです。

おっさんたちが入ってくる前に
バタバタと走り回って撮りましたので
満足なアングルではありませんが
ご容赦くださいね(苦笑)。

まずはかけ湯槽があって……




スクエアな内湯。

ここにもふんだんに
熊野材の木組みが
使われています。

リニューアル前の内湯は
源泉がドバドバ投入される
野趣あふれる岩風呂風の
造りだったんですが……。

僕は正直、
以前の方が好きだなあ。




シャンプーやボディソープ類も充実。




露天風呂です。

ここも以前は
高い位置から源泉が
ドバドバと投入され、
他に人がいない時には
うたせ湯感覚で
利用できたんですが。

何だか全体的にすっきりと
まとまっちゃったなあ。




ただね。

露天ゾーンは大幅に広くなり、
多様な浴槽が新設されました!




寝湯・半身浴の浴槽。




こちらは立湯。

写メには写っていませんが、
すぐ近くまで熊野の山々が迫る
開放感たっぷりの露天ゾーンは
ゆったりと楽しめますよ。




この道路の表示?も
新しく塗り直されていました!

てか、いつも思うのですが、
いくら熊野の山の中とは言え
道路に勝手にこんなもの書いて
いいもんなんでしょうかね?(大爆)