福岡国際マラソン感想 2 | マラソン・駅伝備忘録

福岡国際マラソン感想 2

4位 今井正人(トヨタ自動車九州) 2,10,32


25キロまではPMについていき2時間6分台の

ペースでした。


PMが離れた25から30で15分39秒でした。

このペースを維持できれば9分台前半もいけたか。

色々あるとは思いますが選考会でまずは優先されるのは

日本人トップになることです。

見ているほうからすればその争いだけでなく

優勝を狙っていかないといけないという意見もありますが

やはり代表選考4レースある中で日本人トップで行く事は

代表に近づくと思います。

走っているほうはタイムよりもまずは順番。

そういった中では中々勝負はかけられないか。

何を言いたいかと言うと今井君が2位のムワンギを

追おうとしていたらもうちょっといいタイムでいけていた

気がします。

今井君は途中で前田君に勝つことに標準を絞った

と思います。

前田君に勝てば日本人トップになれると思っても不思議ではありません。

今井君に余力がものすごくあったとは思いませんが多少はあったと思います。

30から35までは16分14秒ですが35から40は川内君が追いついてきたから

16分5秒に上がっています。

前田君を引き離すタイミングには慎重になっていたんではないでしょうか。

4年に1回の代表選考ですし。

そう考えていたら川内君が後ろから来てしまった。

しばらくは対応したもののラスト2キロの川内君の強さに

やられてしまった。

30から35の5キロを15分台でカバーして川内君を諦めさせれば

日本人トップは今井君だったのか。

しかし4年に1回の五輪選考では慎重にならざるを得ません。

それか今井君がもっと圧倒的な力を持って前田君をもっと前に

引き離せればよかったんでしょうが。

福岡に関しては川内君に勝つチャンスはあったのかなと思います。

長くなりすぎ。


6位 前田和浩(九電工) 2,11,46


前田君も25キロまでは6分台のペースでした。

後半息切れしたと思います。

38キロまでは今井君と一緒だったのでなんとか

粘っていましたが離されてからはかなりペースが

落ちました。

後ろを走っていたサフロノフにも抜かれました。

ラストの2.195で8分10秒掛っています。

今回に関しては川内、今井の両名には力負けしたか。

前田君は国内マラソンでは確実に日本人上位で

来るので力のあるランナーである事は間違いありませんが。


その他だと入船さんは現状ではまずまずか。

岡本君は今回もマラソンの壁に敗れたか。

後半の落ち込み方が激しかったです。

なんとか前田君ぐらいは走りたかったか。

諏訪さんは東京にも出る模様。


旭化成勢の佐藤君は体調不良。

瀬戸口君も離れるのが早かった。

高田君は足にマメが出来てしまったようです。

伊藤君は後半大きく失速しました。

さすがに5キロ15分は早すぎたか。


なお永田さん、尾方さんはこのレースを最後にして

引退の方向のようです。