福岡国際マラソン 感想 1 | マラソン・駅伝備忘録

福岡国際マラソン 感想 1

1位 ジョセファト・ムチリ・ダビリ(小森コーポレーション) 2,07,36


トラックの力を考えるとこのくらいは走って

来るだろうとは思いました。

ケニアで代表を狙うなら5分台ぐらいのタイムは欲しかったか。


25キロですぐ14分台にスプリットを上げて一気に

独走したのはさすがでした。

30から35までは14分台で耐えましたが

35から40で15分45掛ってしまいました。

それでも福岡国際マラソンの中では一番のスプリット

なのですがダビリにしては大分失速した印象なんでしょうね。

競技会で1キロ3分を超えるペースで走った事は

無いと思いますので。

ケニアで勝負するなら35から40の5キロも14分台

が求められますし、むしろ残り12.195でペースを上げていく

ぐらいの感覚が必要そうです。

初マラソンで7分台。やはりダビリは強かった。


2位 ジェームス・ムワンギ(NTN) 2,08,38


ムワンギもダビリと一緒に25で集団を抜け出しました。

ムワンギも後半失速して35から40までは16分04掛りました。

後半の5キロなら川内君のほうが速かったです。

その分25キロから30で14,46まで上げていますが。

ムワンギもようやくサブテンを達成しました。

しかしケニアではこういった選手は沢山いるんだろうなー


3位 川内 優輝(埼玉県庁) 2,09,57


キロ3分のペースはきつかったようで20キロすぎで

集団から遅れました。

後ろで追っているように見えましたがスプリットは

5キロごとに落ちていました。

しかし一番苦しい35から40で15分52秒と前の5キロよりも

スプリットを上げています。ダビリと7秒しか変わりません。

普通どんどんペースは落ちていくんですが・・・

ここら辺が川内君の非凡なところでしょうか。

マラソンで後半しっかり走れる事は本当才能と言うか

凄いと思います。

さらに大切な締めの2.195で6分50秒と全選手の中で

一番良いスプリットを叩きだしています。

マラソンで後半頑張れる選手はそうはいません。

川内君は稀有なマラソンランナーだと感じます。