問題解決能力のない現場 | 木村佳子のブログ

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社会とのコンタクトポイントの一分野として経済・株式市場をとらえ、分析する過程で資産運用力を磨き、人間として深い「知」を獲得しよう

クリニックのマネジメントに携わっているTさんとよく意見交換します。

「どうして相談に行って、答えをもらえない現場が多いんでしょうね」

「そうだよね」

と。


例えばの場合。歯に茶色いシミみたいなものができ、患者は気にしている。

それをなんどとなく医師に相談したが、なかなか直してもらえない。

「もうちょっと様子見ましょう。虫歯ではないから」と。


相手は「治療の段階でないから」というのが「様子見」の決め手になっている。

患者は見た目重視。

その場で問題解決してもらえるなら多少の金額は払ってもいいと考える。


こういうすれ違いが非常に多い。


ビジネスの現場でカイゼンしたいこと。


相手が抱えている問題をいかに解決するか。人の抱える問題に対して知恵、金、時間を使うこと。


しかもそれをいかに楽しくやるか? 簡単なようでむつかしい・・・。


前述のようなケースは「医師の良心」「治療方針」にかかわってくるし、相手の切実さがリアルに受け止められるかどうかは性別、年齢、立場、職業などでも違ってこよう。


その「できない」現場からいかに一歩、問題解決にアプローチできるか。


今、そんなことを勉強しているところなのですが・・・。