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【starting lineup】
監督 阿部 裕二氏
21.GK 泉田 圭太選手
5.DF 矢野 洸佑選手
20.DF 小川 和也選手
3.DF 横山 雅哲選手
16.DF上野 敦也選手 → (後半16分 檜垣 篤典選手)
18.MF 中島 礼司選手
8.MF 柏崎 光次郎選手
10.MF 池田 幸樹選手(延長後半4分 井田 大地選手)
9.MF 滝沢 陽介選手
14.FW 吉田 圭選手
19.FW 留畑 巧摩選手 → (後半38分 成田 星也選手)

【得点経過】

女川-東北
前半0-0
後半0-0
延長
前半1-0
後半1-0

2-0で延長の末コバルトーレ女川が勝利!次は仙台大学サッカー部戦。

延長前半2分 成田 星也選手
延長後半10分 滝沢 陽介選手(井田 大地選手)
※カッコ内はアシスト。

【感想】
今回の対戦相手は東北大学サッカー部さんです。今まではOBで構成された「東北クラブ(読み:トンペイクラブhttp://plaza.rakuten.co.jp/blueberrymoon/diary/200707150001/)」や「東北大学医学部サッカー部(http://plaza.rakuten.co.jp/blueberrymoon/diary/201005050000/)」とは大戦があるものの、「東北大学サッカー部」とは初めての対戦となる。

東北大学。それは我が国で3・4番目の国立大学(九州大と同時に誕生)。設立には岩手県出身で中学校の歴史の教科書でもおなじみの原敬さんが提案する形で宮城県や古河財閥の寄付金で賄われた歴史がある。ノーベル賞受賞者や歌手の小田和正さん。ベストセラー作家の伊坂幸太郎さん(個人的に「砂漠」や「ゴールデンスランバー」辺りが大好きです)。そして忘れてはならないのは野口 廣さんです。国際あやとり協会の顧問を務めていらっしゃる方です!忘れてはなりませをよ。てか、そんなのあるんですね的な。とにかく国内で5番目に秀才を輩出されている宮城県が世界に誇る大学であります。

東北大学サッカー部さんはシステムがコンパクトでポジショニングも選手各々が役割をハッキリされて、統一されている印象。さすがです!世界に誇れる英知の結晶であります!DFラインも目立ったほころびもなく、コバルトーレのパスサッカーにも臆することなく対応していた。コバルトーレがマイボールでパスで展開しても、ミドルシュートで終わるまでが長かった。故に延長まで試合がもつれた。延長前半2分。成田 星也選手が相手DFライン裏を抜けて、GKも交わし、左サイドの角度の無いところを落ち着いて決めてコバルトーレ女川が先制!延長後半10分の試合終了間際、左サイドをえぐり、井田大地選手がゴール前フリーだった滝沢 陽介選手にパス。これを滝沢選手が落ち着いて決めて追加点。試合開始が17時で40分ハーフと20分の延長。19時に試合終了。次は仙台大学サッカー部戦。

最後に、東北大学サッカー部さんの17番の選手、CKを蹴る際、吸水したボトルを普通の選手なら吸水後にポイッと捨てるんですけど、17番の選手はちゃんとキチンとボトルをその場に置いた動作にフェアプレイ精神を感じました。なかなか出来ることではないし、人格と言うか。宮城県出身で東北高校卒の日本代表DF今野泰幸選手も同様なフェアプレイ精神を貫いていて、東北高校時代の恩師の教えを今も忘れないでいるとのこと。同じ指導者の方に指導されたのでしょうか?このようなプレイができる17番の選手に敬意を表したいと思います。