さてターゲットを消す前にそのターゲットの恋人をオトすのが流儀のミック、香ちゃんにしつこくアプローチを続けるので…所有権というものは人間に対しては成立しません。だから人の恋人に手を出そうがそこには何の問題も生じません。恋人に手を出されたくなければ、さっさと結婚するしか無いということか…
そんなこんなでミック編も決着。獠さんはちゃんと照準を合わせた銃を香ちゃんに手渡します。獠「だが…もう二度とこんな無謀なことはしないでくれ…いや、させない…この銃で人を殺させるようなことも絶対にさせない!それが…おまえをこんな世界にひきこんだおれのせめてもの…おまえへの…」
まぁ獠さんが噛んじゃう気持ちも分かります。 「愛」これ以上に言いにくい言葉は世の中には無いよな…
車内電話か…どーゆー仕組みなんだろうか、携帯電話みたいなもんだったんだろうか?もはや今となっては調べる術が無えな…
そして獠さんと香ちゃんは依頼人の女の子に会いに行きますが…
この気持ちも非常によく理解できます。俺も子供相手に同じ事をやってましたが、最近は諦めました(笑)ただあえて注文をつけるのであれば「おじちゃん」と呼ばれるよりかは「おっちゃん」と呼ばれたいもんやねぇ…
がしかしここで俺は矛盾点を発見。
香ちゃんは1965年3月31日生まれです。これを元に計算するとこのシーンは1982年3月27日だということになります。これは間違いない事実です。だけども500円硬貨が流通開始されたのは1982年4月1日。僅か5日の差なんですが、この時代に500円玉はまだ存在していません!
さてこの500円玉を目にも止まらぬ早業で女の子のポケットに戻した獠さん。
香「フ…フン。正義漢ぶりやがって!」
獠「おまえの言うとおりさ…おれはただの人殺しさ。自分のやってることは正義なんかじゃねぇ!人を傷つける正義なんてねぇよ、ワルとワルが喰い合いしてるだけの話さ。だがワルじゃなきゃできねぇこともあるのさ…こんな世の中じゃあな。おれにはうってつけの仕事さ、気付いた時にはどっぷりと裏の世界につかってたおれには…な。」
獠さんとゴルゴの違いでしょーかね。ゴルゴは料金はしっかりと受け取りますからね…つーわけでアメリカに帰国することになったミック、しかし機内にもユニオン・テオーぺの魔の手が…