What's  「inori~祈り~プロジェクト in 石巻 」 | 最高の再興へさぁ行こう cocoro通信

最高の再興へさぁ行こう cocoro通信

石巻を中心に被災地支援活動をする cocoroのブログ。
髪を切ったり ライブしたり 物資支援したり 酒飲んだり 様々な偶然と縁で突き進み 夢はボランティアとしてではなく ただの酒好きドンチャン騒ぎ好きのバカとして 石巻の人たちと酒を飲むこと!

 石巻の日和山・鹿島御子神社と言うのは

みなさんに分かりやすく言えば

2011年の紅白歌合戦で

長渕剛が歌った門脇小学校の

背後にある山。

 
 


そこに鎮座ましますのが

鹿島御子神社

海を望む場所。

  

震災当日

門脇小の脇にある

この階段をみんな登り

助かった場所。

 

ここからの景色・・

僕が初めて見た「被災地」

 
  

 

元々は・・

 


この場所でで 

海にむかい
 
宙にむかい

大地にむかい

そこに眠る、いまだ還らぬ魂達に

その魂を今も

呼び

探し求める魂達と共に

祈り 舞い 奏でる


それが 

inori~祈り~プロジェクトです。


きっかけは去年。

日和山には必ず登ってから帰るんだけど

その日 あるおじいさんに出会った。

おじいさんは訥々とあの3・11の日の事

お孫さんが 日和幼稚園のバスに乗っていたけど

間一髪 難を逃れていたこと。

息子さんを津波で失ってしまったこと

お嫁さんが 郷里に帰り、再婚されたこと

お孫さんに会えなくなったこと・・

訥々と 寂しそうに語りました。

「津波は今もなお 見えない津波となって人や心や

街や暮らしを破壊して 引き裂いて 渦を巻いているんだ」

そう感じました。


 街の再興が 人の復興が 

いつしか「形の再生」や「形あるもの」に向かう中 

形あるものが戻れば戻るほど

決して戻らないものは大きく浮き上がってくるような気がします。 

未来に向かう時 そこには確かな「今」と「過去」があるはずです。

確かにあった あの店 

確かにいた あの人 

確かな記憶 

確かな存在 

確かな昨日

確かなあの日あの時・・

確実に「存在」したという確かな過去と今 

それが繋がり未来を作り

その時間の流れの中 人は生きて 

街は生まれ つながってきたはずです。

 震災・津波はその流れを今もなお 

人の心を引き裂き渦に巻き込み破壊し続けています。

そんな中、祈ることで何ができる?

でも 僕らのすべてを削ぎ落とした時に 

何ができるんだろう?

そんな時 2011年の日和山ライブでお世話になった

鹿島御子神社の宮司さんに再会ししました。

その時 メンバーのベリーダンサーにして

倭巫女舞の 愛葉さんがそばにいて

 

頭の中に映像が浮かびました。

夕暮れ 

海も空も黄金に染まる中

愛葉さんが海に向かい踊る。

演奏は佐久間令ちゃんのドラム・・

原始的な 本当に太古人はそうして

自然の中で 祈り 舞い 奏でていた

そんな 本当に「人間」の祈りの根源

そんな映像がばぁ~っと頭に浮かびました。



僕らに何ができるんだろう?

常に自問自答し続けてきました。

すべてを削ぎ落として

この悲劇に 悲しみに

人として真っ裸でぶつかるなら

出来ることとして最後に残るのは祈ること・・ 

ただそれだけな気がします。

その祈りを 海に 宙に 大地に眠るすべての魂へ 

今を生きる魂達と共に音楽を奏で 舞いを踊り 捧げたいと思います。
 

 そんな思いから スタートしたのが

inori~祈り~プロジェクトです。



 
https://www.makuake.com/project/cocoro-inori/

cocoroでは この祈りプロジェクトの資金を集めるために
クラウドファンディングを実施しております。

クラウドファンディングとはCrowd=群衆 Funding=資金調達』

という言葉を掛け合わせた造語であり、

プロジェクトを実行するために必要な資金を、

インターネットを通じてから支援して頂くことで、

プロジェクトの実現までサポートすることを言います。

資金のご支援にはリターンと言う配当を還元させていただきます

ぜひ クリックしてご覧いただき ご協力いただければ幸いです。

 

https://www.makuake.com/project/cocoro-inori/