異形ロボ祭りまで、あと10日ほど。

ねばーさんは何か作ってるかな?

作ってないほうに10万ポイントかけるぜー!

つか、展示会ではなくて、ただのプラモ好きオッサンのお茶会なので、手ぶらで来てもいいのだ。
異形ロボじゃなくて、普通に見てもらいたい模型を持ってきてもいいのです。



とか、なんとか
言いながら、俺はデカール貼るところまで来た。

毎日、残業で工場を閉めるまで残ってるのによくやるよ。
酒くらい飲んでも許されるよな。


しかーも、足6本もあるんだぜ、こいつ。



作業中にアンテナ折れた!

ちきしょう!

とか、慌てる暇で真鍮線で折れた箇所を直すのだ、オレよ。


キットの指定にある、すべての箇所に貼ったぜ。えらいなオレ。

誰も誉めてくれないときは自分で自分を誉めろ!



つか、あんまりデカールを貼るような模型を作らないオレですが軟化剤はいくつか持ってた。

これ見て、訪問者が模型はお金かかる趣味だなあー!とか言ってたが、これ7~8年くらい使ってるよ。

スケモほとんど作らないし、ほとんど減らないもんな。
容量減るより経年劣化ほうが心配や。


デカールも古けりゃ、軟化剤の類いも古い。

しかし、なんとかシルバリングしないように貼れました。

キットのデカールは古すぎて、なかなか台紙から剥がれなくて往生したよ。

もう、ここまで来りゃあ、完成したも同然だな!
処女厨大勝利!

(よしごうは勝利の予感に酔いしれていた。後にあのようなことが起こるとは予想だにしていなかったのだ。)


【バーニアの謎】

皆さんはこのようなアフターパーツを使ったことはありますか?

ボクはよく使ってます。

たいていは、「なんとかバーニア」みたいな商品名で色んなメーカーさんから出ています。

バーニアとは補助的な、とか副~、みたいな意味なのに、いつからか、推進ノズル全般を指すような言葉に変わったのか謎です。

恐らくはバーニアスラスターの省略語としてスラスターが削除されたのだと思います。

携帯電話の省略語がケータイになったように。

ケータイと省略したら、携帯電話なのかよくわからんと思うのにね。
携帯するものなんて、他にもよくあるし。

エアブラシをブラシと略するのも謎です。ブラシと略したら筆と一緒やん!と思ってしまいます。
昔はピースコンとか言ってる人もいました。

ちなみにB社のアフターパーツだと、つり鐘型の推進機を「バーニア」、箱型の推進機を「スラスター」という商品名になってます。

…なぜ、そういうカテゴライズなのか、謎だ。


よしごうモールにある古い文献で調べてみる。
SFプラモブックでは、すでにバーニヤ表記が定着してるみたいです。

バーニヤという言葉に注釈すらついてないので、当時のお子様にバーニヤといえば推進機のことと通じていたのでしょう。


ぼくらのバイブル、プラモ狂四郎でもバーニヤと呼ばれてます。

だから、我々世代は普通にバーニアという言葉に馴染んでました。

世にあるほとんどの商品もバーニアで統一されてます。

となると、やはりバーニアの語源はボンボンあたりなのでしょうか?

かくいう、よしごうも社会人になるまではバーニアと呼んでた気がします。

機械検査師の資格をとったときにノギスのバーニア原理を勉強したのですが、そのときに、「バーニアって、推進機の和訳じゃねえのかよ!」と気づいたくらいです。




バーニアといえばラウンドバーニアン。

最近の本も調べてみました。
この本ではラウンドバーニアという機構を取り入れた人型兵器をラウンドバーニアンと呼称するようになったとしています。

ラウンドバーニアとは回転機構を持ったバーニアスラスターのことです。

この世界でも言葉が省略されるときにスラスターではなく、形容詞のバーニアのほうが残ったみたいですね。

ラウンドスラスターからラウンドスラスターニアンに変化してもダサいしなあ。


でも、肝心のバーニアスラスターとかメインスラスターとか言われてた最古の文献を発見することは出来ませんでした。

何となく、ぬえメカはノズルとか表記されてたような漠然とした記憶があります。

それよりも前?

謎だ。

詳しい人がいたら教えてほしいですね。


シーユーネクストモール!