自分の力を過信して期限オーバー!「なんとかなるさ脳」 | 受験専門の心療内科 東大赤門 吉田たかよし

自分の力を過信して期限オーバー!「なんとかなるさ脳」

今日は、自分の力を過信して期限オーバーになってしまう先送りグセ、

「なんとかなるさ脳」の対策をご紹介します!


「私は仕事が速いから、今からやらなくても大丈夫…」

「いつもの調子なら、前日にプレゼンの準備を始めても間に合うはすだ…」

こうして自分の力を過信して先送りしてしまうというのも、よく見られる現象です。

 実は、こうしたタイプの先送りをしてしまう人の深層心理には、意外にも幼児期の親子関係が大きく影響していることもわかってきました。

幼児期は、誰しも親に自分のことをきちんと見てかまってほしいと思うものです。

しかし、親が試験の点数など子どもの表面的な部分しか関心を持たないと、心のうちに実態のない空虚な自信と欲求不満を抱え込みながら成長することとなります。

そういう環境で育つと、大人になってからも現実にもワクワクするようなドラマチックな体験をして心の穴を埋めようとするのです。

 最近よくあるアルバイトの問題行動「バイトテロ」は、ほぼすべてこのタイプだと見ています。

普通にバイトしているだけだと世間はかまってくれないから、表面的に目を引くことをやって動画を拡散してしまう。

あれは「ヒーローになりたい願望」の現れであり、もっと言うと、幼児が親の愛情をつなぎとめるために困らせることを本能的に行う「試し行動」そのものなのです。

このタイプの先送りを繰り返す脳には「メイクドラマ法」が効果的です。

このタイプの脳は常にドラマを求めているわけですから、それを逆手に取れば、無理なく楽しく先送りをなくすことができます。・・・

 

続きは、「ダイヤモンド」の掲載記事をご覧ください!(無料)

https://diamond.jp/articles/-/200056

 

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