雑誌「プレジデント」に登場してます!"勉強・自己啓発本"ベスト10を分析!
雑誌、「プレジデント」に掲載していただいていた私の評論文が、昨日から、ネット上でも公開されました!
タイトルは、『"勉強・自己啓発本"読者が選ぶベスト10』
NHKの大先輩であり、恩師でもある、池上彰さんの『伝える力』からは、池上さんの何が学べるのか、
NHKでダメ出しを受けたエピソードも含め、ご紹介してます。
また、フジテレビのネプリーグでクイズで勝負し、私のほうが打ち負かされた経験のある
佐々木圭一さんの『伝え方が9割』は、脳科学の観点で分析。
以下、少し転載します!!
■『伝える力』は最強の説教本
私も5年間ほどNHKに勤務していましたから、NHKイズムを共有していることからでしょうか、『伝える力』に書かれていることには一カ所も異論なし。
逆に言うと、「ああ、そうか」と初めて知ったこともありません。
奇をてらわない池上さんの人となりそのものを感じます。
叱るときは1人のとき、褒めるときは大勢の前でとか、雑誌『プレジデント』の読者なら既に知っていることばかりです。
でも、知っていても実践できているでしょうか?
例えば本書に「叱るときは愛情を持って」とありますが、私、池上さんに厳しくダメ出しされたことがあります。
話すのは得意だと自負していたのですが、「あなたのコミュニケーションは自分ばかりを伝えている。
知識をひけらかしている。
1の知識を10ぐらいに膨らましてる。でも、君が1と思っていることも実態は0.1ぐらいだから、君の値打ちは100分の1だ」って。
飄々とした表情で怒った感じでは全然ない。
未熟だったからへこみました。ボロクソなんでね。
その場面、わざわざダメ出しなどせず、放っておいてもよかったのです。
それなのにきちんと欠点を指摘してくださった。
今でもはっきりと覚えています。
本当に感謝しています。
でもね、やっぱり僕は自分のことばかりしゃべりがちだし、偉ぶるし、10倍ぐらい自分を大きく見せたくなる。
変わっていない。
私ほどではないにしろ、皆さんそういうところをお持ちだと思うのです。
でも、それじゃダメだよって、気持ちよく池上さんに説教してもらえる最強の説教本です。
具体的なテクニックを学ぼうと思うのだったら、読まないほうがいい。
でも、テクニックを知っていても、それがきちんとできているかというと、できていない人のほうが多い。
だからぜひ、この本を読んで池上さんに説教してもらいましょう。
仕事に役立つ「勉強・自己啓発」の本TOP10 2位に池上彰氏の「伝える力」