受験は脳の自己コントロール力を鍛える最高のトレーニング!
新学年を目前に控えた、この時期、よく質問をいただくのが、中学受験をさせるべきかどうかということなんです。
4月から、塾に通わせるかどうか、そろそろ、決断しないといけないですよね。
また、中学生や高校生からは、無理してでも、難関の入試にチャレンジすべきかどうかという質問もいただきます。
私は、中学受験は絶対に受けさせるべきだし、高校受験も大学受験も、全力でチャレンジすべきだって答えてます。
もちろん、学歴で有利になるというのもありますが、それって二の次で、受験には、もっと大事な目的があります。
最大の目的は、脳に、自己コントロール力をつけさせること。
受験って、最高のトレーニングになるんですよ。
脳科学の研究で、脳が持ついろんな能力が、それぞれ、社会的な成功、所得、幸福度などに及ぼす影響について調べられていますが、最も大事なのは自己コントロール力だというデータが出ています。
実際、あなたの身の回りにも、自己コントロール力が高い人が、何をやっても良い結果を出しているというのは、実感するところがあるのではないでしょうか。
今の子どもは、豊かになった社会の中で、甘やかされることばかり。
自己コントロール力は、先進国は総じて、現在は低下傾向にあると言われていますが、中でも日本はその傾向が大きいというデータが出ています。
そんな中で、受験は、受かる人もいるし、落ちる人もいるというシビアな世界ですよね。
ストレスに負けない脳にするためにも、ワガママな気持ちを制御するためにも、受験って最高ですね。
しかも、中学受験も大学受験も、頭の良さより、自己コントロール力で合否が決まるんですよ。
これって、子どもの脳を育む上で、素晴らしい条件だと思う。
合格率を上げるためにも、生涯に渡って役立つ自己コントロール力を高めるためにも、勉強の仕方とメンタル面の持って生き方が大事。
そのための具体的な方法をこちらの本で詳しく解説してます。
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ぜひ、ご一読を!
また、私のクリニックでは、自己コントロール力を高めることで、受験うつを治し、合格を勝ち取る認知行動療法を行っています。