「尊敬とは、人間の姿をありのままに見て、その人が唯一無二の存在であることを知る能力のことである。」
社会心理学者 エーリッヒ・フロム
なんでそれくらい出来ないの?
自分が簡単に出来ることであっても、どうがんばっても出来ない個性の人もいるんです。
自分と他人は違うんです。みんな違う個性があるんです。
常識とか普通出来るとかどうでもいい。出来ない人もいるんです。障害だろうがなかろうが関係ない。
「われわれに必要なのは、他者の目で見て、他者の耳で聞き、他者の心で感じることだ」
アルフレッド・アドラー
この人はこういう個性なんだと受け入れて、その上で自分がどうするか?それが自分の課題です。
男性脳の人だったら、「女はわからない、難しい、なんでこう考えないの?」とかイライラするのではなくて、この人はこういう個性なんだと。
それでは自分はどう対応すればいい?自分に出来ることはなんだろう?
変えられるのは自分だけ。コントロールできる自分に意識を向ける。
この人はこういう個性だからといって、自分が我慢すればいいと考えるのは不健全な考え方です。
我慢は苦しいです。心身ともに不健康になるので、我慢しない方法を考える。
コメントで書きましたが、自分の心を軽くするために、まずは言葉を変える方法があります。
「時間にルーズな人」この言葉だと悪いイメージで嫌な気分が出やすいですよね。
僕自身は、そういう人のことを「時間におおらかな人」という言葉を使います。
今回書いた、「時間にしばられない大物」とかね。
遅刻しても謝らなくいいっていう価値観も、「遅刻が悪い」という固定観念がないということでもある。
「時間にルーズな人」「時間を守れない人」
という言葉で受け入れるのはなかなか難しい。この言葉の前提は「悪い、ダメ」とか受け入れ難いものがあるから。
「時間におおらかな人」「時間にしばられない大物」「自由な人」
という言葉の方が受け入れやすいと思います。