どんないい考え方でも、自分が「やりたいなぁ~」「その方がいいな~」と思わなければ、やらない方がいいと思います。


例えば、このブログで書いてある考え方を一つ、

「自分以外のせいにしない」

自分にとって嫌なこと、失敗、自分の不幸など、何があっても自分以外のせいにしない。



この考え方を知って、こう考える人は無理してやらない方がいい人。

・自分以外のせいにしてはいけないんだ

・あの人のせいだと思うけど、そう考えてはいけない

・人のせいにしては不幸になるんだ

・自分のせいにしなければならない


これは心理療法では、イラショナル・ビリーフ(非合理的な信念)と言われます。

「~ねばならない、~すべきである」

こう考えなければいけない、こう考えるべきである。

これは、ネガティブな選択ですね。


どんないい考え方でも、ネガティブな選択なら、しない方がいい。

いい考え方だからといっても、無理してでもやるべきだと考えてしまう人はいるんですが、

やらない方がいいんですよ!


下記の記事でもそのような話を書いてます。

ポジティブを選択できているかよりも、ポジティブな選択ができているかどうか?


「自分以外のせいにしない」

この考え方を健全に実践していく考え方としては、

・自分以外のせいにしない方が幸せだね

・自分が原因だと考えた方が、とても効率よく問題解決もしていけるし合理的だ

・自分以外のせいにしない方がメリットが大きいからやりたい



シンプルに書くと、

「そうしなきゃいけない」ってのがネガティブな選択

「そうしたい、やりたいからやる」ってのがポジティブな選択


そうしなきゃいけないってのは、義務感でやることになったり、無理してやることになるんですね。

義務感でやってたり無理してやるのは、楽しいことではないですよね。


幸せになるためなのに、幸せじゃないことやっていることになります。





「感謝は大事ですよ」という話でも、


・感謝しなければいけない

・感謝すべきだ

・感謝しなきゃダメなんだ


「感謝しなきゃダメなんだ」って考え方がダメなんですね。

義務とかルールでやらない。



「感謝は大事ですよ」という話を聞いたら、

たしかに、感謝した方がいいよねー、感謝は大事ですよね~、

「感謝して生きたい」と思えたらやるのが健全です。



最近ブログに書いてた考え方では、

「怒らない、叱らない」もそうですね。


怒ってはいけない、叱ってはいけない、そうしなきゃいけないんだって考えるのは、義務感が出てきてよくないですね。

義務感とかルール的に考えてそれに無理して従おうとしない。


怒らない、叱らない方がいいなぁ、そうしたいなぁと思えたらやっていくのが健全。


無理してやる <<<< 何もしない <<<< やりたくてやる


みんなが「こういう考え方した方が幸せですよ」と言ってても、自分は無理しなきゃできないなら、しない方が幸せですからね。





「でもこう考えないと幸せになれないから」

と言う人もいます。


こう考えると幸せ、こう考えないと不幸せって単純なものではないです。

幸福度という考え方がいいと思います。

ある考え方をしていれば幸せになる、というのは、ある考え方をしていれば幸福度が上げれると考える。

仮に数値化したとして、それは幸福度10上がるとします。

それができない人は、ただ10上げれないだけの話です。

他の考え方で幸福度10上げれば同じことです。



心理学の研究で、宗教に入ると幸福度が上がることがわかっています。

だからといって、宗教に入らない人は幸せになれないとか、不幸なのか?っていうとそうじゃない。

宗教に入った方が幸せだからといって、その宗教は信じてないんだけど、無理して入信するとか、無理してその宗教の活動してても、全然幸せじゃないですからね。



感謝が少ない人より、感謝が多い人は幸福度が高くなる。

だからといって、感謝しなきゃ幸せになれないんだってことではない。

無理してでも感謝しなきゃってのは、全然幸せじゃない。


科学的に幸福度上がることだとわかっていることでも、無理してやると幸福度は下がります。


無理してやる <<<< 何もしない <<<< やりたくてやる


これが本当に大事。


これは幸せになるいい考え方なんだと思っていても、無理してがんばっている人、義務感でやっている人は、ルール的に守らないといけないと考えている人は、いますぐ止めた方がいいでしょう。

そうすれば、いまより確実に幸せになれます。



だらだらゆるゆる書きました。