過去は変えられる

上記の続きです。


過去は記憶。

主観的な記憶です。

主観の意味は、その人ひとりのものの見方です。


過去を変えたいと思うのは、嫌な過去ですよね。

やり直したい出来事。

嫌な出来事です。

嫌な出来事というのは主観です。

主観ですから変えることが可能です。


▼認知療法

心理療法のひとつに、認知療法というものがあります。

認知療法の基本の考え方があります。

物事には必ず2つ以上の見方があるということ。

認知療法では「苦痛を感じている人の考え方は硬直化しやすく歪んだものになりやすい」と考えています。

「絶対にこうだ!」とか、ひとつの見方に硬直化して苦痛を感じたりする。

どんな嫌な出来事でも、それはあくまでひとつの見方に過ぎない、と考え直しみると、別の見方に気付くかもしれません。

カウンセリングでは、カウンセラーと一緒に考えていきます。

別の見方や解釈が出来れば、別の感情が生まれます。

ですから、嫌な過去でも、嫌ではない過去に変えることは可能です。



▼過去も“いまここ”の自分次第

“いまここ”によって過去が変わることもあります。

例えば、受験で落ちてしまい、進学は諦めて就職したとします。

もっと勉強しておけばよかったとか、過去を変えたいとか思うかもしれない。

受験で落ちたという事実は変えられないですが、“嫌な出来事”という過去は変わらない固定されたものではありません。

就職した会社で素敵な人と出会って、結婚して幸せだーってなったらどうでしょう。

受験で落ちたから、いまの会社に入れた。それで素敵な人と出会えて結婚できた。

あのとき受験で落ちてよかったなぁと“良い出来事”に変わりますよね。

過去は常に流動的なものと言えるわけです。

嫌な過去で、無くしたいとか、変えたいと思っていることでも、ふとあの経験がいまの自分の糧になっていると気付くこともあるかもしれません。




嫌な過去も良い過去に変えていくには、“いまここ”から幸せになっていくことが大事になってきます。

過去じゃなくて“いまここ”が鍵です。

過去も“いまここ”で記憶を一部だけ統合しているだけです。

見方や解釈も“いまここ”で考えているだけのこと。

すべては“いまここ”の自分次第。

“いまここ”の自分次第で過去は変えられます。








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