ポンポンにきいてみる | ひらめき の かけらたち -天使が舞い降りるまで-

ひらめき の かけらたち -天使が舞い降りるまで-

クリエイター鈴木頼子が作品制作の喜び・苦しみを語ります。

ぽん


せんせいが すこし 裏で 遊んでいってもいいよ。

といってくれたので  

こばんが 奥の部屋にいくと

ぽんぽん が 何? て 少し 迷惑そうに 

こっち を 見た。


ぽんぽんは 猫なら だれでもわかる

ちょうど うとうと している いちばん 

邪魔されたくない時だった。


しかも だいすきな せんせいの洋服に

くるまっていた。


こばんは 悪いことをしたなと思って

ごめんね と すこし 笑ってみた。



ぽん



こばんが あまり すまなそうにしているので


少し 話し相手にになってやるかと 

ぽんぽんは こばんのほうに視線をやった。


こばんは ぽんぽんの 気持ちがうれしかった。


でも すぐに こばんは 早口で

雲コレクターを 知らないかと きいてみた。


ぽんぽんは すこし なにもない 空間をみつめて


そらから ゆっくり 話はじめた。


それなら このあいだ うちのせんせいと

お話していたよ


なんか あの雲は どうのこうの。。。。。

あの雲は すばらしかった。。。。とかね


こばんは また ドキドキしてきた。


少し 落ち着いて ぽんぽんのことをみたら

きれいな目をしていた。


もーちゃんも そうだけど みんな ここの子は

目がきれいだな と こばんは思った。