紫芋のきんつばです。
紫芋を蒸かして裏ごし、よく冷やしておいてカット。
小麦粉の生地をつけながら、一面ずつ焼きます。
紫芋は色のインパクトはありますが、それほど甘くないのです。
でも、こうしてきんつばにすると、ほんのりとした甘みを感じることができます。
水分もそれほど多くないので、成型もしやすいですし、なにより紫色が白い焼き生地から見え隠れするのがきれいでしょう?
きんつばは、もちろん小豆あんは美味しいし、かぼちゃでも美味しい。
柔らかい素材ならば、一度火にかけて練ると成型しやすいです。
マクロビオティックのお菓子って、なんでしょう?
砂糖や動物性なものを使わなければ、オーガニック素材ならマクロビオティックのお菓子と言えるのでしょうか。
だとすると、焼き芋も、そのまま食べるりんごも、みかんも、マクロビオティックのお菓子?
お菓子ではないかな。おやつかな?
焼き芋もりんごもみかんでも、ドライフルーツでもいいのです。
でも、そこにちょっと手をかけて、見た目を楽しめて。
それでいて、自然を感じさせて。
そのひと手間をかける余裕は、それを食べた人の顔をほころばせて・・・
余計なものは足さなくてもいい。
でも、ちょっとの工夫で、おやつは御もてなしの和菓子にもなります。
そのほんのちょっと、という手間が、私は好きです。