ザ・グレンロセスのセミナーへ行ってきました!
場所は10月3日にオープンした、東京ウイスキーライブラリー。
1000種類のウイスキーを揃えた大人の社交場です。
講師はグレンロセスのブランド・ヘリテージ・ディレクター、
ロニー・コックス氏です。
グレンロセスは、優れた同一蒸溜年の原酒からなる
ヴィンテージ・シングルモルトを世に出した蒸溜所です。
オーナーがワイン&スピリッツ商だったからこそできた
ワイン的な発想でした。
現在、1998年、1995年、1991年、そして1978年の
シングル・ヴィンテージが発売されています。
今回テイスティングするのは、
12月12日発売の「ヴィンテージ・リザーヴ12」。
12年以上のヴィンテージ・モルトを12種類織り交ぜたそうです。
飲んでみると、ナッツやシナモンの香りが華やかな、
蜂蜜やバニラの甘みを感じるウイスキーです。
これは飲みやすいシングルモルトですね。
手の甲につけて伸ばすと、
バニラ、シトラス、熟したフルーツ、スパイスの香りが
複雑に立ち上ってきます。
同時にテイスティングしたシェリーカスク・リザーヴは、
明るくエレガントな印象。
ピーテッドカスク・リザーヴは、
甘さや華やかさの後に、
スモーキーさが顔を出してハッとさせられます。
どれもとても魅力的なウイスキーでしたが、
とくにヴィンテージ・リザーヴ12は、
シングルモルト上級者はもちろん、
初心者でも楽しめると思いました。
発売後は、東京ウイスキーライブラリーでも飲めるそうですよ。