酔っぱライターの酒日記

お酒にまつわる日々のできごとをつづります。


テーマ:

品川プリンスホテルの「和ビストロいちょう坂」は、

和テイストがオシャレな大人の社交場です。

 

開放的なエントランスはいきなりバーカウンター。

大きめの音量でハウスミュージックが流れています。

バーのラックに洋酒ではなく、

焼酎が並んでいるのがひときわ目を引きますね。

 

店長の星野弘樹さんは、

ソムリエと利酒師の資格を持っているので、

お酒の品揃えには自信アリ。

 

1杯目は新政の亜麻猫スパーク特別純米。

瓶内二次発酵のスパークリング日本酒です。

薄濁りの中にきめ細かい泡が立ち上り、

テーブルが華やぎます。

テンション上がりますね〜!

 

前菜は鯛の昆布〆。

野菜や花びらが散らしてあって彩りもきれいです。

昆布〆には昆布と醤油のソースが乗っていて、

これが日本酒にとっても合います。

 

次の一皿は出汁巻き卵。

それもイカスミを使っているので真っ黒なのです。

ちょっとギョッとしますが、食べると普通の出汁巻き。

イカスミのコクもプラスされておいしい!

 

お酒は純米吟醸千の福。

さきほどのスパークリングが甘かったので辛く感じますが、

フルーティーな旨辛口なので、出汁巻きとベストマッチ。

星野さんのセレクト、さすがです!

 

メインはつるしブロシェット。

なんと牛・鶏・鴨の串焼きがブラーンと吊されて出てきます。

これはテーブルが盛り上がりますね〜!

焼き加減もほど良く、とくに赤身の牛肉が柔らかくて旨い〜。

 

飲むのは赤ワイン。

カルメル&ジョゼのカベルネ・ソービニヨンです。

南仏のワインなので、渋みは少なく果実味があり、飲みやすい!

 

これは樽生ワインで、店内には赤2種・白2種の樽があり、

1杯650円から飲めます。

 

シメは星野さんオススメの鯛茶漬け。

胡麻ダレに出汁がきいていて優しい味わい・・・

激ウマです!

飲んだあとのお茶漬け、最高ですね!

 

オシャレな空間で子供はいないし、

お酒も充実していて落ち着けるお店でした。

ホテルなのに1品600円から食べられ、

ワインのボトルも3900円均一という値段設定も嬉しい。

 

フリードリンクつきで6000円のパーティープランがあるので、

今度はぜひとも女子会に利用させていただきます〜。

いいね!した人  |  コメント(1)  |  リブログ(0)

テーマ:

岡山でおいしいお店を見つけました!

岡山駅から歩いて10分ほどの「磯」というお店です。

 

カウンターの前には魚が丸ごと、

まるで魚屋さんのように並んでいます。

注文が入ると大将が、

煮たり焼いたり刺身にして出してくれます。

 

刺身は東京ならマグロ、関西なら鯛。

で、岡山なら・・・サワラ!

今の時期は身が柔らかいのでタタキがおすすめだそうです。

 

オコゼの薄造りはフグのよう。

上品です。

 

じつはここ、酒一筋の利守さんにおしえていただきました。

酒一筋は、雄町米を復活させた蔵として有名で、

甘口の酒が多い岡山で、最も辛口といわれています。

でも東京や新潟の辛口とは違い、米の旨味が特徴です。

 

こちらのお店では、冷酒をまずいただきました。

おそらく本醸造か普通酒だと思いますが、

サワラやオコゼに合う優しい味わいです。

 

メバルの煮付けは、味付けがアッサリしていて薄味。

魚本来の味がよくわかります。

 

このあたりでお酒をお燗に。

酒一筋のしっかりとした酒質は、

ぬる燗にするといっそう花開きます。

 

オコゼは薄造りのあと、骨やアラを唐揚げにしてくれました。

バリバリといただきます。

香ばしい〜!

 

マテ貝は網焼きで、岩牡蠣は生でいただきました。

どちらも味が濃く、燗酒がしみじみ旨いです。

 

最後はさきほどのオコゼの残ったアラを

味噌汁にしてくれました。

いい出汁がでていて美味しいです。

 

ホールのおばちゃんたちは全然愛想がなく、

大将も無口ですが、仕事は素晴らしい!

そして東京なら一人1万円以上はするでしょうが、

その半額だったので二度びっくり。

 

美味しくてコスパも良く、大満足な岡山の夜でした。

いいね!した人  |  コメント(2)  |  リブログ(0)

テーマ:

門前仲町の「酔月」は、

江戸三大祭りで知られる富岡八幡宮の近く。

 

粋でいなせな店長の武田さんは、

地元出身で、子供の頃は神輿を担いでいたとか。

 

壁には新潟のカップ酒がズラリと並んでいます。

「すべて1個500円です。50種類あったのですが、

糸魚川の火災で加賀の井が焼けてしまったため、

現在は49種類ですけど」

と武田さん。

 

カウンターの上には、

飲兵衛御用達の酒の肴が短冊に書いてあります。

う〜ん、どれも美味しそう・・・。

 

一品目は、銀鱈の刺身。

通常煮たり焼いたりする銀鱈を、あえて刺身にしました。

これをワサビではなく、柚子胡椒でいただきます。

脂が乗った白身はクセがなく、

柚子胡椒が味を引き締めます。

旨い!

 

迎え撃つのは雪紅梅のカップ酒。

味がありつつスッキリしているので、

銀鱈の脂を洗い流してくれます。

 

次はクリームチーズの粕漬け。

やや甘めでコッテリしてます。

 

合わせるのは真野鶴のカップ酒。佐渡の辛口本醸造です。

これがすごくスッキリで、まるで水のよう。

濃厚で甘めのクリームチーズには、

こんな辛口の酒が合いますね〜。

スイスイいっちゃいます!

 

最後はお腹にたまりそうな、

牛すじとマッシュポテトのグラタン風を。

牛すじはコンビーフ状になるまで煮込まれていて、

デミグラスソースに旨味が溶け込んでいます。

グラタンといっても重たくなく、

酒のあてとして秀逸な出来映えに感動!

 

お酒は、カップ酒以外のお酒も充実していて、
新潟以外のお酒や吟醸酒もあるということなので、

千の福をチョイス。純米吟醸です。

広島の酒なので、新潟の酒とまたひと味違い、

お米の旨味とやさしい甘さがありますね。

これがデミグラスソースやチーズにぴったりなんです!

 

聞けばカウンターの中の板前さんは、

これまで和食や洋食を作ってきた本格派。

どうりで料理が旨いはずです。

 

カウンター限定で

ホタルイカや鮭とば、タタミイワシなどを炭火で焼く

「七輪炙りセット」もありますから、

おひとり様でもじゅうぶん楽しめますよ。

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:

羊蹄山の麓に、

美味しい野菜の産地として有名な

真狩村(まっかりむら)があります。

{1451B1D5-A4A7-4B94-8931-673509214F0B}


ここにミシュラン一つ星を獲得した

オーベルジュがあると聞いて

行ってきました。

名前はマッカリーナといいます。

{1428C0FA-441C-4F7D-BD71-9F63141DA68D}


ホテルには

自由に使えるバーカウンターがあり、

宿泊者以外は誰もいません。

良い意味でほったらかしなので、

とても居心地が良いです。

{F7AA2B18-65DB-4D2E-A255-C5FD27CCC04A}

{77298096-5EFA-47E6-9B44-2324365F2BD9}


レストランは真ん中に厨房があり、

ガラス張りで中が見えるようになっています。

シェフは中道博氏。

NHKでも紹介された三つ星レストラン、

札幌モリエールのオーナーシェフです。

{C713BAEB-0DA6-446F-BB50-9ADCC05BF480}


まずシャンパンで乾杯!

J.ラサールの2007年ミレジメです。

華やかで熟成感からくるコクがたまりません!

{134F7401-DBCD-4047-B4D4-FB4130AAE6B5}


前菜はホッキ貝やアワビ、

フォアグラやキャビアが

色とりどりの野菜で彩られた一皿です。

{9165F23A-2DDF-4C2E-B1A4-0108FE86F9F3}


そして真狩と言えばこれ!

グリーンアスパラです。

まだ時期が早いのでハウスものですが、

甘く瑞々しい!

{EBB32E7A-E80F-470E-B337-A0A6A30FC5C3}


スープは雪の下から掘り出したニンジン。

濃厚です。

{B347C137-6A4C-4F4B-87BE-8B0CBACC8834}


お魚はマスのソテー。

{2E3D970F-7FD5-48C3-A293-685AEE87A2B8}


そしてメインのお肉は、標茶牛。

北海道らしく行者ニンニクや

山わさびが添えられています。

赤身でサクサクしていて美味しい!

{B34B5FD0-5635-4B1E-9B6F-39897089EC6A}


デザートの前に、

灰の中で3時間じっくり加熱した
メークイーンと栗カボチャが登場。

これも真狩の特産です。

しみじみと野菜の旨みや力強さが感じられます。

{B00735D4-DD67-4047-A149-31A102C678BD}


赤ワインを飲みながら、

ウォッシュと山羊のチーズ。

旨い~。

{2F795E9D-5BCA-4B4B-A022-6589ACA21908}


デザートはチョコレートムースとキンカンのシャーベット。

翌日が誕生日だと言ったら、プレートを飾ってくれました。

{8FB6A2F1-9FD5-4AD0-A3F6-3EBE06BD4D75}


味付けはごく薄く、優しく、

素材、とくに野菜の旨みを極限まで追究したお料理でした。

今度は夏にしか味わえないテロワールというコースが食べてみたいです。

いいね!した人  |  コメント(2)  |  リブログ(0)

テーマ:

雑草庵は、池袋西口で19年営業している

瀬戸内料理の居酒屋です。

 

店主の久良和正さんが広島の呉出身なので、

お酒も食材も広島直送。

 

瀬戸内で揚がった魚がその日のうちに届き、

観音葱や安芸津のジャガイモなど、

広島ブランドの野菜はもちろん、味噌や醤油も広島産です。

 

お通しは宮島のしゃもじにこんもり乗って出てきます。

内容は日によって変わりますが、

これだけでお酒が1杯飲めるのが嬉しいですね。

 

飲むのは寶劔の純米酒超辛口。

ラベル通り超辛いかというと、さすが広島の酒らしく、

旨味がありつつスッキリという感じで、スイスイいけます。

 

次はお刺身。

カツオ、シマアジ、ハマチ、鯛、ヒラメ、ミル貝。

この中で瀬戸内でとれないカツオ以外は広島の魚ばかりです。

 

お酒は賀茂金秀の純米吟醸雄町です。

先ほどの寶劔よりスッキリと辛口できれいな酒。

お刺身に合いますね〜。

 

シメは鯛そうめん。

愛媛で食べた鯛そうめんは、

たしか汁なしそうめんの上に焼いた鯛が乗っていたはず・・・

と思っていたら、ここの鯛そうめんは、

だしの中にそうめんと鯛のアラが入っているではないですか!

このだしがほんのり甘めでコクがあり、激ウマです!!

 

ここで飲むのは、呉の地酒千福の大吟醸「蔵生地」。

久良さんの出身地のお酒なので、

一番のお気に入りかと思ったらちょっと違いました。

「私は日本酒臭い酒が苦手なので、千福は敬遠していたんです。

でも、蔵生地を飲んで考えが変わりました。

すごくきれいで日本酒臭くない。

そこで、すぐにお店で出すことにしたんです」

 

大吟醸でも香りがキツくないので、

鯛そうめんの優しい味わいにもぴったりです。

旨い〜〜!

 

久良さんのお酒の管理は厳しく、

口開けした酒の劣化を最小銀にするため、

一升瓶は扱わず、すべて四合瓶です。

「割高にはなりますが、美味しい酒を飲んでもらいたいので」

と久良さん。

 

広島の銘酒を最高の状態で飲みたい方はぜひ。

お料理も間違いなく美味しいですよ。

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)