アイドルの涙 / 愛知県名古屋市中区栄 | 世之介@仙台東口周辺

アイドルの涙 / 愛知県名古屋市中区栄

SKE48に入れ込み勝ちなのは
やはり地方都市としての共感というか
参考になるというのがあります。

AKB48は東京都千代田区外神田
SKE48は愛知県名古屋市中区栄
NMB48は大阪府大阪市中央区
HKT48は福岡県福岡市中央区

日本海側唯一の政令指定都市である新潟に
NGT48を立ち上げることが発表されました。

という基礎知識からの
愛知県名古屋市です。

名古屋って
バブル崩壊での被害が少なかったことで有名なんですよ。

理由は
手堅さ
冒険しない
悪い言い方をすると
けちでせこい(笑)

最初に行ったのは
高校2年の夏休み。

SEをやっていた頃に
名古屋の営業所のメンテナンスに
毎月通ってました。

議員時代にも
視察で何度か。

東日本大震災後は
被災地からの報告で
何度かお邪魔してます。

栄の劇場には2回ほど。
別の用件で行ってもSHOPとCAFEには行ってます。チョキ

そういう経験の中
その愛知・名古屋の地元民との話で面白かったのが
信長、秀吉、家康という三英傑のせいで
優秀なやつがみんな外に出て行ってしまって
今残ってるヤツは
連れて行ってもらえなかったカスばっかりだって言ってたのがおかしかったかな。(笑)

そんなこともないでしょうけど。
ある?(笑)

というわけで
SKE48の卒業生を見てると
地元出身者のその後の堅実性が面白い。

芸能界での夢を追って次のステップに進むグループ
ちょっと冒険してるのは
他県出身者が多い感じ。

桑原みずき、秦佐和子あたりがその典型かな。

今回の映画で登場した
矢神久美、小木曽汐莉や
菅なな子のように堅実に社会復帰や進学を目指すあたりに
愛知・名古屋の特性が出ている気がします。

地方都市にありがちな保守性は
実は
仙台にも共通する特長で
規模は都市でも
中身は田舎という表現が似合いますね。

ちなみに
名古屋と仙台に水戸を加えて
三大ブスと言われることがありますが
この三都市に共通するものに
将軍・副将軍というのがあります。

つまり
御三家と呼ばれる尾張藩・水戸藩・紀伊藩で
水戸藩は水戸黄門でおなじみの副将軍の家柄。

尾張藩は将軍家に後嗣無き場合の跡継ぎ候補。

仙台伊達藩は藩祖伊達政宗公が家康・秀忠・家光と
三代にわたって副将軍ポジションで仕えました。

いわば
江戸幕府にとって油断のならない三藩。ドンッ

紀伊藩も将軍後継者の家柄で実際に将軍を輩出していますが、
謀反気はなかったようで安心感があったのかもしれません。
(実際には近年明らかになったように、徳川家の正式軍学の武田流のライバル上杉流を学ぶというとんでもない裏切りを隠していました。)

仙台市と様々な共通点を持つ名古屋だけに
思い入れが強いのは仕方がないかな。(笑)

それにしても
「アイドルの涙」という露骨なタイトルはすごい。

最後に記憶とメモから

小木曽「今は一般的な社会人として働いております。やっぱりゆくゆくはいい家庭をもちたいなというのが一番にあるので(略)プロポーズをしてもらって、婚約(略)」

矢神「今はほんとに仕事行って帰っての繰り返し、毎日、ほんとに普通の生活してます。がんばりたいことがほかにあるんで、戻りはしないです。でも、みんなにすごいがんばってほしいです。無理しない程度に。(略)」

うん、見事に名古屋嬢だな。ニコニコ