赤ちゃんの夜泣き対策の王道、ここにあり! -235ページ目

赤ちゃんの記憶力・いつから覚えられる?


こんにちは。
夜泣き専門保育士*清水悦子です。


今日は赤ちゃんの記憶力のお話。


記憶力と言っても、過去世を覚えてるとか、生まれる前の胎児のときの記憶があるとか、そういう神秘的な話ではありません^^; (そういうのも大好きですが♪)


私は、夜泣き改善には、

① 生活リズムを整える
② 寝かしつけのやり方を見直す
③ 赤ちゃんとママの心に目を向ける


ということを、おすすめしています。


その中で、②の寝かしつけの問題。

寝かしつけは、毎日毎日繰り返される習慣ですよね。
この寝かしつけですが、皆さんだいたいいつも同じやり方になっていると思います。
そうじゃないと寝てくれないから。


これは、赤ちゃんが、寝かしつけのやり方を覚えているからなんですね。

「ママがこんな風にぼくを抱っこして、こんな雰囲気で声をかけてきたら、ああ、ぼくは今、寝る時間なんだな~」

という感じで、赤ちゃんはママの対応や周りの雰囲気(静かかとか暗いとか)、時間帯などで、寝かしつけのやり方を覚えています。


では、いつから赤ちゃんはそんな風に、「やり方」を覚えることができるのか・・・
という内容の「記憶力」のお話です。



「パブロフの犬」って、聞いたことありますか?
心理学では必ず習うお話。こんな内容です。

パブロフさんが、飼っている犬にえさをあげる前に、必ずベルを鳴らすようにしました。

「リンリン」 ⇒ 「えさ」
「リンリン」 ⇒ 「えさ」

を、繰り返しました。

すると、犬は、「リンリン」というベルの音を聞いただけで、よだれをたらすようになりました。

これは、「リンリン」という、本来「えさ」とは関係のない情報から、「えさ」を想像して、音とえさを結び付けて「覚えている」訳です。
これを、心理学の用語では「条件付け」と言います。


この、パブロフの犬の実験を、人間の赤ちゃんにやってみた人がいます。(厳密には同じ「条件付け」ではありませんが、心理学のお話ではないので割愛します)
赤ちゃんが寝ている状態で、ベルを鳴らして、右を向けば砂糖水をあげる。左を向いても何もあげない。こんな実験でした。


さて、ここで問題です。

赤ちゃんが「条件付け」=「覚える」ことができて、砂糖水をゲットできるようになるのは、いつからでしょう?


講座で同じ質問をすると、「生後3ヵ月」というママが多いかな?


正解は
 ・
 ・
 ・

ジャン!!  「生まれてすぐ」


生まれて1~2日の赤ちゃんでも、上のやり方を繰り返すと30回もしないうちに、ベルの音がなったら、必ず右を向いて、砂糖水をゲットすることができるようになるそうです。
たぶん、胎児のときからできるんでしょうね。実験ができないだけで・・・


赤ちゃんって、すごいですよね~。


で、何が言いたいかというと、「寝かしつけ」も、この「条件付け」と一緒なんです。
赤ちゃんは、生まれてすぐから、ママがやる寝かしつけを覚えていくんですね。


だから、寝かしつけのやり方は、とっても大事だし、違う方法に変えようとすると、「いつもと違うやんけ~」と、不安になって赤ちゃんが泣き出してしまうのは、仕方のないことなんです。


寝かしつけのやり方を変えるのは、それだけ大変なこと。


どういう寝かしつけがいいのか、どうやって変更したらスムーズにいくのかは、長くなるので、また後で書きますね^^

夜泣きがよくなりました!という声が続々届いています

こんにちは。
夜泣き専門保育士*清水悦子です。


ナチュママ式夜泣き改善法には、3つのポイントがあるとお伝えしました。


① 自然にそった生活リズムに整えること
② 寝かしつけのやり方を見直すこと
③ 赤ちゃんの心も、ママの心も大切にすること


でしたね。


私は2010年1月から、夜泣きの情報提供やサポート活動をやってきました。
実践してくださった方は、2000人を超えています。


実際によくいただくご感想を 紹介させていただきますね。


・夜泣きがなくなりました。
・寝ぐずりをしなくなりました。
・寝かしつけが楽になりました。
・お昼寝から起きたときにグズグズ言わなくなりました。
・早く寝てくれるので、自分の時間が持てるようになりました。
・自分の体がとても楽になりました。
・おっぱい以外で寝てくれるようになるなんて、信じられません!
・1日の流れがわかるので、ストレスが減りました。
・育児に自信が持てるようになりました。
・赤ちゃんの気持ちがよくわかるようになりました。
・日中、赤ちゃんがご機嫌でいることが増えました。
・お昼寝がちゃんとできるようになりました。
・赤ちゃんのことが、もっとかわいく思えるようになりました。
・夜中に起きてしまっても、またすんなり寝てくれるようになりました。
・赤ちゃんの睡眠不足に気づけてよかったです。
・夫婦ゲンカが減りました。



などなど。


赤ちゃんの夜泣きが改善するのはもちろんですが・・・

それ以上に、赤ちゃんのニコニコ笑顔が増えて、育児全体が楽で楽しくなって、赤ちゃんへの愛情が増すのが、このやり方のいいところだなと思っています。(自画自賛^^)


ナチュママ式夜泣き改善法は、夜に赤ちゃんが泣いたとき 「ただ泣き止んでくれればいい」 という方法ではありません。

「夜泣き自体を根本的になくそう」 それにプラスして、「その後の赤ちゃんとママの絆が深まればいいな」 という願いの込められた夜泣き改善法です。


生理学的な睡眠のメカニズムや、発達心理学・心理学をベースにしていますが、やることはとても簡単で、誰にでもできる内容です。


ちまたに広まる夜泣き対策には、赤ちゃんの成長を阻害するものも多くあります。
絶対にやってはいけない夜泣き対策があることも知っておいてくださいね。



夜泣きは必ず楽になる!!

こんにちは。
夜泣き専門保育士*清水悦子です。

私は、睡眠医学や発達心理学をベースにした夜泣き改善法をお伝えしています。


ところであなたは、夜泣きは、自然になくなるまで我慢して耐えるしかないと思っていませんか?


結構、そう思っている方が多いんです。

それもそのはず。一般的な育児書や色々なサイトで、「夜泣きは 赤ちゃんの成長過程で必要なこと。一過性のことなので受け止めてあげましょう」なんて書かれてますもんね。


受け止めると言ったって、いつまで続くかわからない睡眠不足の日々。

その悩みは深刻で、夜泣きにイライラして赤ちゃんがかわいく思えなくなったり、ひどい人になると、育児ノイローゼや虐待、次の子をあきらめる・・・という方もいるほどです。


でも実は、夜泣きに我慢は必要ありません!!

必要なのは、日々のちょっとした工夫だけ。

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私がお伝えしている「ナチュママ式夜泣き改善法」は、赤ちゃんの睡眠と心(脳)の発達と、母子の信頼関係を軸にした、赤ちゃんにもママにも優しいやり方です。

赤ちゃんを泣かせたまま、ほったらかしにする方法ではありません。


ポイントは3つ

① 自然にそった生活リズムに整えること
② 寝かしつけのやり方を見直すこと
③ 赤ちゃんの心も、ママの心も大切にすること



欧米流のネンネトレーニング(ネントレ)もたしかに効果はありますが、実行するのがちょっとかわいそうだったり、日本の風習に合わないところも多くあると思います。


ナチュママ式夜泣き改善法は、日本の9割以上の家庭がやっている 添い寝 のままでも大丈夫です。
むしろ、添い寝は 赤ちゃんの心の安定のために、おすすめしているくらいです。


ナチュママ式夜泣き改善法を実践すると、こんな生活が待っています。