トルコ大使館のある奥さんから習った料理のご紹介。
僕は、大ぶりなおいしいトマトがでてきたら、毎年作っています。
「ドルマ」は、トルコ語で「詰める」を意味する動詞「dolmak」の受動態であり
「詰められた」あるいは「詰めたもの」を意味します。
一般的には、米、タマネギ、挽肉、香味野菜などの混ぜものを
キャベツの葉やブドウの葉で包んだ料理
あるいは中をくりぬいたナス、パプリカ、ズッキーニ、かぼちゃなど
に詰めた料理のことを「ドルマ」と呼んでいます。
しかもこの料理は、ロールキャベツの原型といわれているのですよ。
よくかむ食材 米 肉 野菜
噛みごたえ度 5~6
トマトのドルマ(ひき肉詰め煮)
材料
トマト(中~大) 6~8個
詰め物
牛ひき肉 250g
米(洗ったもの) 50g
にんにくみじん 1かけ
Sサイズたまねぎみじん 1個
塩 小さじ2
黒胡椒 少々
トマトピューレ 大さじ2
オリーブオイル 50ml
タイム 2~3本
水 1/2カップ
煮込み用
ローリエ 2枚
ベジタブルブイヨン 1個
ボウルにトマト、煮込み用の材料以外を全て入れ、手でよく混ぜる。
トマトのヘタ側を1cmほど切り落とし、スプーンで種を抜き、中心部にスペースをつくる。
フタとしてつかうので、ヘタ側もとっておく。
くりぬいた中身は手でつぶしてジュース状にし、ボール等に取っておく
トマトに の材料をつめてフタをする
鍋にきっちりとトマトを並べ、ボールにとっておいたトマトの中身のジュースと、水をヒタヒタになるように入れ
ローリエ、ベジタブルブイヨンとともに、コトコト弱火~中火で30~40分煮る
完成。お好みで、ニンニクのすりおろしとヨーグルトを混ぜたものをかけると、なお雰囲気がでます。
米をいれるのがトルコでは一般的なようなのですが
米に火が入るのを待つと、トマトが煮えすぎて崩れてしまう場合があります。
肉と野菜だけですと20分くらいで出来上がるので
米抜きでもよいかもしれません。
ご家庭でもキレイに仕上がりますよ。
ひき肉と、トマトと、たまねぎ なので
それぞれ単体では、あまり噛みませんが
組み合わせで、噛むメニューになっています。
フランスパンに添えると、尚、よくかむメニュー としてよいです。
たまには トルコ料理 いかがでしょう?
ちなみに、うしろに写っているワインは
「 petanque‘08(ペタンク)
原産地 コート・デュ・ローヌ地方 フランス
生産者 Mas de Libian(マス ドゥ リビアン)
品種 グルナッシュ80%、シラー20%
価格 1,400円 」
300年前からのビオロジック(有機栽培)なワインです。
フレッシュな酸と程よいタンニンが心地よく、
甘味と旨味が溶け込んだ自然な味わいで、少し冷やした方が美味しく味わえるようです。
空気にふれさせて、しばらくすると、落ち着きますよ。
さらっと、夏向きなおいしい赤ワインで、トルコ料理に合いました。
しかも、作り手が美人。関係ないか。いや、ある!
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