菱川師宣記念館(鋸南町) | ぬうむ

菱川師宣記念館(鋸南町)

今日は、少し寒かったけれど、127号線を南下して保田まで行きました。これ以上寒くなるとバイクはつらいので、行けるときに行けるところへということで・・・。


こちらに来てから木更津、君津、富津の3市以外のところに行くのは初めてです。鋸南町ですから(意味不明)。


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途中の竹岡ラーメンや鋸山(のこぎりやま)その他もろもろの観光地の看板を無視して、菱川師宣記念館 を目指しました。JRの保田駅には寄りました。寄って正解。駅前の観光案内所に記念館の入館割引券が置いてあって、大人500円のところを400円で入れました(^^;)。


この菱川師宣(ひしかわ もろのぶ) は、「見返り美人」で有名な浮世絵師です。安房国保田村(現在の千葉県鋸南町保田)に生れたことでここに記念館があります。ちなみに、この有名な切手は、戦後の記念切手第1号だったそうです。


1630年ころに縫箔刺繍業を営む父のもとに生まれ、家業の刺繍の下絵を書くなどして独学で絵を学び、江戸に出て版下絵師として活躍。文章を上4分の1くらい、その下に大きな挿絵を入れた「絵本」を出し、庶民の人気を得、また歌舞伎や吉原の遊廓などを題材とした鑑賞用の木版刷りの一枚絵を作成し、絵画を大衆文化とした立役者です。


浮世絵版画の基礎を作り、男女の秘め事であるあの「四十八手」をも作り出しました。館には、ふさわしい5~6点しか展示されていませんでしたが・・・。


館内は撮影禁止でしたので、周辺の写真を。


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菱川師宣は、1694年に亡くなっており、近くの別願院にお墓があるというので、行ってみました。


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近くにあった保田妙本寺 にも行ってみました。


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妙本寺から出た先が海で、カモメたちに混ざってツル系の鳥も一休みしていました。


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帰り道、金谷港に「しらはま丸」が近づいてきました。


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70キロちょっとのゲンチャリ散歩でした。