壊死性筋膜炎とは | 横山歯科医院

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[壊死性筋膜炎]

(Wikipedia)


溶連菌急性感染症の最も重症な病型であり、毒素性ショック症候群とともに
「劇症型溶連菌感染症」と呼ばれる。

きわめて急速に進行する軟部組織の感染症であり、典型的な例では指先や
足先など四肢の末端部から、1時間に数cmもの速さで壊死が進行する。

高熱、全身状態の不良、局所の腫脹・疼痛が主症状。

死亡率は30%以上と高く、一般に人食いバクテリア感染症と呼ばれることの
ある疾患の1つである。
外傷や熱傷、水痘などで皮膚が障害されている場合に、発症の危険性が高いと
もいわれる。


治療には、壊死組織の外科的除去(デブリードマン)が必要不可欠である。

敗血症の状態にあり、DICや多臓器不全を来たす場合が多いため、これらの
合併症に対する対症療法も必要である。
抗菌薬は、ペニシリンの大量静注に加えて、クリンダマイシンの静注を行う。