ガイドブックに移ったオレンジ色の庇に釣られて
思わず見に行く。
「尚街LOFT」→googlemap
立地は、地下鉄、陝西南路駅から歩くと20分くらいか?
田子坊からも徒歩10分過ぎか?
ターゲットと思われる上海のスノッブ達には、
地下鉄から遠いのは特に気にしないか?

先日の「紅坊国際文化芸術園区」と同様、古い都市資産をリノベーションした施設。
→「紅坊国際文化芸術園区」
周辺のフランス租界でも、1920年代の集合住宅をよく見かけるが、
築年数の古い物は、ほぼ全て保存対象となるという。
元々良好な住宅地であり、街路樹と低層の住宅の表情が街の景観を形創る。
2007年にオープンしたばかりのようでまだまだ新しい

まばゆいばかりのオレンジ色の庇
ガラスではなく、アクリルかポリカ
ディテールも特になし
そのままビス留めのように見える
素材の貧相さを感じるが、仕方なしか?

内部は、女性向けのファンションブランドやセレクトショップ、インテリアショップ、飲食店
最近日本でもよく見かける、フローズンヨーグルトの店も
平日昼間なので、人は閑散

内部の仕上げは塗装が中心。
ショップ内は、それぞれの店舗による
このような物件も中国で一般的なように、区画ごとに分譲されているか?

価格帯は、日本と同等かちょっと安いくらいか?
外周廻りには、カフェやレストランが並ぶ
新天地同様、夜には人で溢れるのか?






建材、素材の問題はあるが、
確かにこの手のリノベーションは、面白い
ハコが大きいだけに見せ場は多い
土地と建物の所有が特殊な環境であり、
それゆえ、このようなものがゴロゴロしているのかもしれない
商業施設のマーケティングはどうしているのか疑問だが、
こんな施設が流行れば、雨後の竹の子状に幾つも現れるのかもしれない
上海は、株価バブル、不動産バブルをどう乗り切るのか?
万博に向け、さらに都市整備は進むが、
このあと、どのような舵取りをしていくのだろうか?