上海市街のやや西側、地下鉄「虹橋路」から徒歩10分のところにある

以前のリポートはこちら
http://ameblo.jp/yokoyama-arch/entry-10142078513.html
http://ameblo.jp/yokoyama-arch/entry-10142101888.html
http://ameblo.jp/yokoyama-arch/entry-10142230460.html

ゲートなる建物
元々ごくありふれた建物だが、木ルーバーで徹底的に覆い尽くす

元製鉄所のメインの建物

この建物と新規の幾つかの建物で、このエリアは構成されており
中心に巨大なオブジェがごろごろと置かれている。

メインの建物にある「上海市雕塑芸術中心」
半分は大空間を利用した彫刻のギャラリー
もう半分は、中小のギャラリー群を集めたスペースとなっている

適度な光と闇
大空間の中で、展示されている彫刻が浮かび上がる

トップライトからも優しい光が漏れる

半地下のスペース
このほか2階にも続く緩やかなスロープがあり
大空間ながら様々な空間体験が出来る


もう半分の中小のギャラリースペース
入れ子の建物は、このために新規に造られたのか?
ギャラリーの他、デザインショップ、事務所等が入居している


敷地内に続々と新規ギャラリーがオープンする模様
ここも大きなギャラリー(工事中)





ギャラリー以外にも、ショールームや飲食店のようなスペースもあり
アートを軸とした街作りといった印象。
日本にもこんなところが欲しいところだが
アートがバブル的な状況の中国と広大な都市の遺産を上手く(安く?)活用できるからこそのプロジェクトか?
上海には、こんなギャラリー群が幾つもあるというから驚きである。
東京・横浜も台場とかまだ活用されていない土地を10年限定で
何か出来ればと思うのだが。
現在開催中の横浜トリエンナーレでも、
次の3年後に繋ぐ広報的施設を願ってやまない
やはり「継続」と思うのだが
「マンネリ」ともなるので、
そのあたりは難しいか?