め、芽キャベツって…… | 写真、だいすき

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オーストラリア、ゴールドコースト在住のライター、写真家、研究者ヨウコランスのブログ。長女のミミ(7歳)、双子のナナ&ココ(5歳)と一緒に、びかびかの太陽の下で過ごす毎日。仕事スイッチを切ったゆるーい写メが中心です。
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末っ子のココは、ピーターラビットが大好き。

私も小さい頃大好きだったから、よく分かるなぁ。

なんかあの、小さな絵本のサイズさえも子どもゴコロをそそる

装丁ですよね。ベアトリックス・ポッターのお話と絵の世界観は、

もう、いうまでもなく素晴らしいし。




で、そのピーターラビットの話をうちのダンナとしていたときに。

ダンナが何気ない会話の中で、物語の中のウサギたちが

食べて眠くなってしまうもののことを「芽キャベツ」だと

何の疑いもなく、普通に話しているんです。

私も何かちょっと違和感があったものの、

小さなウサギたちのお話だし、小さな芽キャベツでも不思議は

ないので、そのまま会話をしていたのですが。





あとで、なんだかちょっとスッキリしない感じがしたんですよね。

だから、何気なくググってみました。

ピーターラビットに登場するのは、芽キャベツだっけ?

普通のキャベツだったっけ???

あーもう、グーグルがある世の中に生まれて、本当に幸せ。

どうでもいいことでも、モヤモヤがなくなってスッキリ

できるんですもの。

こういうつまらないことが、ちゃちゃっと調べられるのって、

必要ないといえばないけど、豊かなことですよね笑







そしたら。

そしたらですよ。

こんな芽キャベツの画像がでてきて……目がテン



image: Vilmorin-Andrieux & Cie, 1904. Les plantes potagères. Description et culture des principaux légumes des climats tempérés. ed. 3. Paris, Vilmorin-Andrieux. fig., XX-804 p.





ひー、なにこれー。

どうやらあの、小さい芽キャベツって。

こんなお化けみたいな大きな植物の茎に、ぶつぶつと

できものみたいにくっついているものらしいですよ

ひー!おどろいたー





画像を勝手にお借りできないのでこちらにリンクを張っておきますが、

特にこの、オーストラリアの農家のおじさんが爽やかに笑顔で

抱えている芽キャベツのモンスターっぷりが、すごい(笑)


Growers, Jorn Cranwell Baby Brussels sprouts, Perfection Fresh Australia Pty Ltd
http://www.perfection.com.au/growers/baby-brussels-sprouts.aspx


うちのダンナに見せたら「これ、合成写真?」とか言ってるし笑

いやいや、確かにプロがフォトショップってるけど、

合成ではないと思われます。

ほかのウェブサイトを見ても、この植物はこんな風に生えてる

みたいだし。






てっきり、芽キャベツって土の中から普通に顔を出す

小さなキャベツのような芽なんだろうと思っていました。

知らなかったなぁー。



photo: Wilhelms




なんだかちょっと、芸術的な学芸会の舞台で並んでいそうな

嘘っぽい雰囲気のある植物ですよね(笑)

姿かたちも、サイズ感も、とっても変だし。

丈なんて、120cmぐらいにもなるみたい。

うちの子たちより大きいし~!





芽キャベツってこんな植物だったの、知ってました?

あーもう、驚いた。

小さな姿からのギャップがありすぎる。





あ、そして、ピーターラビットに登場するのは芽キャベツではなく

やっぱり普通のキャベツだったのでした~。






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英語ではBrussels Sprout(ブリュッセルの芽)と呼びます。
ベルギーのブリュッセルでずっと食べられていたからだとか。
もともと、ベルギーからやってきた植物だったという説もあるみたい。


ホワイトシチューに芽キャベツ入れるの、大好き♪