本屋さんにいくと、これでもかってくらい
幸せに関する本がたくさん売っています。
『幸せになるために』
『幸せになる方法』
こんなに「幸せ」の本が出版されているってことは、
現代人日本人は私も含めてですが、幸せを感じていない人が
とても多い証拠なのだと思います。
当然、昔は生きるのに精いっぱいで自分の運だとかコンプレックスとか明日とか悩んでいる暇がなかっただろうから、幸福はなにか?を問いかけたほんはそこまで本屋にはなかったのだろう…
でもあまりに自分の悩みに没頭し続けられてしまう現代。
便利になりすぎているせいもあるかもしれません。
好きな時に好きな相手にすぐ連絡がとれる携帯電話
とか
食べたいときに電子レンジであっためればすぐに温かい食事にありつける
とか
車を運転すればすぐに行きたいところへ好きに行ける
とか。
「幸せに関する本」を飽きもせず、
探して見つけた本のなかに、心に残る素敵なメッセージがありました。
幸せの意味
幸せとは充実感。
これ以上何も望むものはないとしみじみ思う気持ち。
しかし、一度手に入れたからといって
永久不変に維持できる固形物ではないのです。
永遠に幸せでいる方法はたったひとつ。
感謝の言葉を忘れないことです。
そうすれば、幸せはいつでも、いくらでも
自前で調達できます。
この本、美輪明宏さん著
愛の話 幸福の話
からの一文です。
久々にいい本に出会えました。
アドラー本もたくさん読みましたが、
アドラーの
嫌われる勇気、その続編の幸せになる勇気
などのエッセンスも
凝縮されていて、わかりやすく、三輪さんらしく語られた本でした。
充実した人生を送るコツを主に女性に向けて書かれています。
この手の本、たーくさん読んで、それこそ論文がかけるくらい
、授業でやってもいいくらい読んでいるのに、(あまり)実行できていなのはなぜなのだろう・・・
何かで失敗したり、人から嫌な目に遭ったり、事故や病気になってしまうと、
ついつい周りに不平不満を言ったりして、不運ばかり数えてしまう。
冷静になって考えてみれば、幸運のことの方が多いのに、幸運の数を数えようともしない。
あまり実行できていない私ですが、いろんな人のいろんな幸福論を読んで、まずはとにかく感謝しようと思うようになりました。
心の底から感謝しきれなくても、なんだか納得できないけど・・・
まあいいや、まずはともあれ感謝してみよう。と。
そう思うと、自分に嫌なことをしてくれた相手であっても、なんとなく
許せる気持ちが芽生えてくるから不思議なもんだなーと思います。
ストレスが溜まった時や心が折れたとき、そんなときに、
美輪明宏さんの本は、心を休めてくれる本になると思います。
もちろん、幸福だなって感じられるときに読んでも、より気持ちが晴れやかになります。
「永遠に幸せでいる方法はただひとつ。
感謝の心を忘れないことです」。
永遠に忘れないでおこう。
昨日ボストン美術館で鑑賞した広重さんの東海道五拾三次の影響で永谷園のお茶漬けを夕飯でいただきました。
早速、おまけカードを探し当てた❣️なーんと三枚も❣️
なんだか嬉しい気持ちになりました✨