2年に一度行われる 中国武術の祭典 第9回上海国際武術博覧会が、
今年の5月1~6日に開催されました!
第9回大会は浦東新区が会場になりました。
※開幕式の模様
http://ameblo.jp/yokohamabujutuin/entry-10094589455.html
※大会組織委員会の会議
http://ameblo.jp/yokohamabujutuin/entry-10094600365.html
※競技会の様子
http://ameblo.jp/yokohamabujutuin/entry-10094619913.html
東海大橋、豫園 南京東路を歩く
http://ameblo.jp/yokohamabujutuin/entry-10095085307.html
今年もまた素晴らしい思い出がたくさんできて本当に嬉しく思います。
動画 長拳の競技
http://jp.youtube.com/watch?v=PE26sFhmX0A
http://jp.youtube.com/watch?v=CFlXRUv_z3U
http://jp.youtube.com/watch?v=kPJZuWEIP3Q
http://jp.youtube.com/watch?v=0gCG5KNkKlg
http://jp.youtube.com/watch?v=ZFU4mieJakw
上海国際武術博覧会の競技会では、全て中国国内の一流の審判団で構成され
国際級審判員が行っています。
当然レベルは非常に高く 準備には非常に大変な大会です。
(中国武術協会の記事)
http://wushu.sport.org.cn/home/xkfy/2008-05-08/185128.html
前回の大会から北京オリンピック特別種目の大会ルールも採用されました。
競技大会は、オリンピックスタイルの自選難度競技部門が
長拳 太極拳 南拳 刀剣棍槍で行われました。
(日本国内でのオリンピックスタイルルール競技は、
結局のところ行われることがなかったといっていいと思います)
私達は、この新ルールが中国で行われた 2002年(国際は03年)から準備を始め、
それぞれの選手のスタイルに合わせながら進めて来て、
世界各国のプロチームのレベルに対応して国際大会で頑張ってきましたが、
今回この部門にも出場した2人はとても多くの応用力が身についたようで良かったです。
もう中国は8月のオリンピックが終わってからは、次の新しいルールへ移行していくそうです。
その移行に伴い、今までの武術基本功:クラシックスタイルを最重要視しながら、
難度規則も理解をし、そして新ルールに応対でき それぞれに適した武術を
大会組織委員を行っている、横浜武術院からは、
2000年から学びに来た、末吉康一くんと、2005年から学びに来た、伊藤章男くんがエントリーに依頼があり、横浜武術院の選手として出場しました。
二人とも、今回はやりたいようにやりたい、という意向があって、
結果的にルールを知ることがなかったので、長拳の点数が低い結果になりましたが、
後ほど審判団に感想を伺いに行きましたが、比較的に基本功での印象は良かったようでした。
成績は
初出場の、伊藤章男選手は、練習不足で直前指導の甲斐もあり、出場選手が少ないこともあり、伝統拳術二類「通臂拳」二等賞で銀メダル獲得。
中国選手、香港中華圏での出場がなく、
末吉康一選手は、有り難いことに、伝統拳術三類で「蟷螂拳」で一等賞、金メダルを受賞できました。
太極拳では、
荒井順子選手は大活躍で、伝統楊式太極拳の部門で見事な内容で第一位。
そして、24式太極拳でも最優秀選手賞です。
松原リディア選手が「孫式太極拳」と「五禽戯」にて最優秀選手賞を頂きました。
大会はレベルも内容も非常にグレードアップしていて、
これからも大変になりますが、頑張っていきたいと思います。
大会が終わって戦いが終われば、みんなが仲間。
何故か途中で演武会になったり カラオケ大会になってしまい、
日本チームも北国の春を全員で歌わされたりしましたが、
↑仲良くなった、イスラエル選手とポーランド選手のアンドリュー。
↑オーストラリアからは楊澄浦から続く、
五代目伝統楊式太極拳伝人の傅声远さんと傅请泉さんが来ていて、
いろいろと楽しくお話をしました。
(大会期間中には実際にずっと真近で実技や教授する姿を拝見し、とても勉強になりました)
今回も楽しく頑張った武術院の皆さんで記念撮影。
本当に、おめでとうございます!
またこれからも、様々なところでベストを尽くし 皆で力を合わせて頑張りましょう!