本場中国武術のメッカの上海。
上海国際武術博覧会は2年に一度 中国武術協会が主催し、上海市人民政府の協賛で
上海武術協会と上海武術院が組織委員会になっています。
私は上海の中国武術界とは23年間の長い付き合いがあり、
私が教わった師も大会組織委員会の主任や副委員長、審判になっていて
そういったつながりから組織委員になり、毎回この大会へ選手を派遣しています。
大会前には組織委員会の会議があります。
会議では、いつも現在の世界中の武術界の近況や
これからの中国武術界の展望などが報告されます。
やっぱり、なぜかいつも「こわもて」に見えてしまう審判長の刘同为さんと
上海武術院院長の陳徳友さん。
(人柄はけっこうやさしいのですが・・)
会議は進行してくると和やかになってきます。
監督やコーチ・選手はここに来るまでに必死に頑張ってきましたから、
そのルール説明や審判団の見方や採点方法の詳細を最終確認をしています。
上海大会のいいところは納得がいくまで説明責任を果たしているところです。